玉袋筋太郎、25日からの都の時短要請解除に「給付金を助走期間くらい出して欲しい」

22日放送の『金曜たまむすび』(TBSラジオ)で、お笑いコンビ・浅草キッドの玉袋筋太郎が、東京都の飲食店の時短要請解除後も給付金の助走期間を設けて欲しいと訴えた。

番組では、東京都が21日に飲食店への営業時間の短縮要請を25日から解除すると決めた話題を扱っていた。

今回の解除では、新型コロナウイルスの感染防止対策を徹底している認証店には酒類提供の制限をなくし、非認証店には21時までの提供を求めるが、人数制限はあり、全飲食店に「1テーブル1組4人以内」を求める。

都内でスナック玉ちゃんを経営する玉袋も、この解除は大きく関わりのある事ということで「(新型コロナの)感染予防対策をした、都から認められた認証のお店ですから、19時から0時まで、再開してみようかなと。それでもちょっと時間短かったんじゃないかな思って」と話した。そもそもスナックに関しては、居酒屋や飲食店の後、2件目に行くことが多い店ということで今までの時短要請の中での集客は大変だということで、「スナックは6時から9時までで3時間しかできなかった訳ですよ。この差はどうなるんだってことなんですよね」とコメント。さらに、「で、お客さんは戻ってくるのかっていうのもありますしね」と今後も不安はあると話した。

また、制限解除で、休業要請協力による国や自治体からの給付金もなくなるということで玉袋は「給付金を喜んで、いただいているという気持ちもありますよそりゃ。だけどそれで得したとかないですからね。そういうなかで25日からまた給付金がゼロになってしまう。少し助走期間くらい出して欲しいな。それで上手くまわりだせばこっちも返すから」と少しは様子見として給付金を出してくれてはどうかと語った。

玉袋の「返すから」という言葉に反応し、外山惠理アナウンサーが「返すの?」と質問すると玉袋は「そうっすよ。やってみて最初の助走期間は(給付金)出して頂いてさ、助走期間で、ちゃんとお客さんが戻ってくればちゃんと返しますよそれは」と持論を語る。

店舗の場所や従業員数によっては給付金では全く足りなかった店舗もあるということで、玉袋は「飲食店やってる人は、別に給付金目当てでやってる訳じゃねえんだから。営業ができれば一番嬉しい訳でしょ? それができなかったことを考えると、25日、全面解除、頑張ってやってみようと思うんですが、まだまだ茨の道は続くでしょう!ということです」と再開しても問題は山積みしていると明かしたのだった。

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