【世界体操】個人総合・銀の橋本大輝 調整不足を猛省「航平さんのすごさを感じました」

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僅差の銀メダルに終わった橋本大輝(写真:アフロスポーツ)

体操の世界選手権(北九州市立総合体育館)の男子個人総合決勝が22日に行われ、東京五輪の個人総合&鉄棒金メダルの橋本大輝(20=順大)は6種目合計87・964点で銀メダルとなった。

金メダルの張博恒(中国)との差はわずか0・017点。東京五輪に続く快挙を逃した新エースは「本当に彼がリアルチャンピオン」と相手を称えつつ「五輪が終わってからの調整力のなさに気づいた。航平さんのすごさを感じましたし、やっぱり自分がまだまだ弱いだって感じました」と反省。五輪2連覇&世界選手権6連覇の偉業を達成した内村航平(ジョイカル)に敬意を示した。

東京五輪で快挙を達成した後は、9月の全日本学生選手権(インカレ)で優勝。ハードなスケジュールを過ごしたことで、満足な練習を送れない日々が続いた。「言い訳にはしたくないんですけど」と言いつつも、何度も「調整力」を課題に挙げた。

この日は前半のあん馬で落下し、後半の種目では着地で動くミスも出た。「集中できなかった」「やっぱり緊張してしまった」と反省の弁を並べたが、久々の有観客でシ烈な金メダル争いを演じたことには「悔いはないです」と言い切った。

種目別でも決勝に残っている橋本は23日に床とあん馬、24日に平行棒と鉄棒に出場。鉄棒では内村との直接対決も控えている。

「自分が今できる最大の演技をしたいと思っている。メダルの色は関係なく、あと2日間、お客さんに楽しんでもらえたらいいなと思います」

体操ニッポンを牽引する〝新星〟の戦いはまだ続く。