6業種で景況感改善 21年度上期 北陸の「産業天気図」

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 北陸経済研究所は22日、北陸の主要産業の景況感を天気マークで表した「産業天気図」をまとめた。2021年度上期実績は20年度下期と比べ、全22業種のうち6業種が改善した。悪化した業種はなかった。同研究所は、新型コロナウイルス禍から業績回復する製造業がけん引したとみている。

 改善したのは建設機械や工作機械・工具、繊維機械、コンピュータおよび周辺機器、電子部品、マンション・住宅。工作機械・工具は中国や欧米を中心とする外需がけん引し、判断は5段階で最も低い「雨」から3段階引き上げて「薄日」となった。

 景況感別の業種数は、良い順で「晴れ」はゼロ、「薄日」が7、「曇り」が4、「小雨」が7、「雨」が4。21年度下期はコロナワクチン接種の進展により経済活動が回復すると予想し、ホテルや温泉宿泊など5業種が改善すると見通した。

 調査は半年ごとに行い、9月に62の企業や団体を対象に実施した。