小池都知事「基本を守って」 年末に向け感染再拡大を懸念

東京都内では感染対策の認証を受けた飲食店への時短要請が10月25日から解除される中、東京都の小池知事は「冬は乾燥する。感染症がはやりやすい季節になる。加えてクリスマス・忘新年会・帰省など人の動きが活発になる時期に差し掛かる」と述べ、年末に向けて感染が再び拡大することへの懸念を示しました。

東京都は10月25日から11月末までを「基本的対策徹底期間」として、飲食店などへの要請を緩和しつつ、都民に基本的な感染防止策を徹底するよう求めていきます。また、酒類の提供時間については東京都から感染対策の認証を受けた飲食店には制限を設けない一方、認証を受けていない店は午後9時までとするよう求めています。小池知事は感染対策の認証について駆け込みの申請が相次いでいることを明かし、まだ認証を受けていない店に対して申請を促しました。

また、ハロウィーンで例年多くの若者が集まる渋谷区の長谷部区長が「自宅で楽しんでほしい」と自粛を求めていることを受け、小池知事も渋谷区長の呼び掛けに賛同するとし「密の回避、外出は少人数で基本を守ってほしい」と呼び掛けました。

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