「楽な一日ではなかった」とフェルスタッペン。苛立ち示す場面も:レッドブル・ホンダ/F1第17戦金曜

 2021年F1アメリカGPの金曜、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはフリー走行1=3番手/2=8番手だった。フェルスタッペンは、午後のセッションではソフトタイヤで走行時にトラフィックに引っかかり、アタックができなかった。

 FP2で、ともにファストラップに入る直前のフェルスタッペンとルイス・ハミルトン(メルセデス)が、サイド・バイ・サイドになる場面があった。後ろに下がったフェルスタッペンは、ハミルトンを「ばかなやつ」と呼び、怒りのジェスチャーをするシーンが国際映像で映し出された。

 このことについて、クリスチャン・ホーナー代表は『Sky Sports F1』に対し、「列になって(ファスト)ラップを開始するところで、ルイスがマックスの前に出た。ドライバー同士には不文律があり、マックスは自分が前にいたと指摘したのだろう。よくあることだ」とコメントした。

 その後、フェルスタッペンは、ソフトタイヤでショートランに取りかかった際にトラフィックで思うように走れず、苛立ちを示す様子も見せている。

2021年F1第17戦アメリカGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

■マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング・ホンダ)
フリー走行1=3番手(1分35秒806:ソフトタイヤ/16周)/2=8番手(1分35秒824:ミディアムタイヤ/23周)

 全体的に今日は楽な一日ではなかった。路面がとてもバンピーで、マシンの正しい妥協点を見つけるのが簡単ではなかった。でもいくつかポジティブな点もあったから、それに目を向けて、今夜も作業を続けていく。

 FP2ではソフトタイヤでクリーンなラップを走ることができなかった。トラフィックの影響も受けた。明日はすべてがうまくまとまって、予選でいいラップを走れればと思う。

(ショートランについて語り)走っていて特に感触は悪くなかったんだ。トラフィックでうまくいかなかっただけだ。

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