【ALCS】アストロズ2年ぶりリーグ優勝 ガルシア快投

【レッドソックス0-5アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

2年ぶりのワールドシリーズ進出に王手をかけているアストロズは、ルイス・ガルシア、ヨーダン・アルバレス、カイル・タッカーの「24歳トリオ」の活躍もあり、レッドソックスとのリーグ優勝決定シリーズ第6戦に5対0で勝利。4勝2敗でレッドソックスを破り、直近5年間で3度目(ナ・リーグ時代も含めると球団史上4度目)のリーグ優勝を達成した。2017年以来4年ぶり、球団史上2度目の世界一を目指し、ワールドシリーズではドジャース対ブレーブスの勝者と対戦する。

先発ガルシアは右膝の違和感により第2戦の2回途中にマウンドを降りたものの、今日は立ち上がりから気迫あふれるピッチングを展開。90マイル台後半を連発し、6回表二死までレッドソックス打線を無安打に抑える快投を見せた。一方、打線では4番打者アルバレスが3本の長打を含む4安打の活躍。1回裏の第1打席でタイムリー二塁打を放ってガルシアに先制点をプレゼントすると、6回裏の第3打席では貴重な追加点につながる三塁打を放つなど、4打数4安打1打点と大暴れした。

6回表二死からガルシアがエンリケ・ヘルナンデスに三塁打を浴びたアストロズは、2番手フィル・メイトンを投入し、メイトンはわずか1球でピンチを脱出。7回表は3番手ケンドール・グレイブマンが一死1・3塁のピンチを招いたが、強肩マーティン・マルドナードの好送球により三振ゲッツーでピンチを切り抜けた。8回表は4番手ライン・スタネックが無失点に抑え、8回裏にタッカーの3ラン本塁打でダメ押し。クローザーのライアン・プレスリーが完封リレーを締めくくった。

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