大使も応援!フィンランドサウナのショールーム

大使も来訪!サウナ大国「十勝」

10月20日、フィンランド共和国のペッカ・オルパナ大使が北海道東部の十勝にやってきました。その目的は、300万個以上のサウナがあるといわれるサウナ大国フィンランドの中でも世界シェアNo1ブランドといわれるサウナメーカー『HARVIA』のプロモーションです。11月1日、帯広中心部にオープン予定の『HARVIA』ショールームのお披露目を祝うための訪問です。

パウラ夫人を伴い十勝入りしたオルパナ大使は、内覧会に先立ち「国民幸福世界一のフィンランドにおけるサウナのある暮らし」と題して講演しました。

主催したのは、本場フィンランド式「ロウリュ」が楽しめるサウナを完備した宿泊施設らで構成する「十勝サウナ協議会」。この十勝サウナ協議会は、協議会加盟の施設をお得に回れる『サウナパスポート』の発行や、氷点下の湖に飛び込む「アヴァント」と呼ばれるサウナイベントに向けた実証実験を3年前からスタート。

来年1月中下旬に『AVANT37』(アヴァント37)として実施にこぎ着けるなど、「サウナ旅」による観光誘客と、サウナによる十勝広域のブランディングを官民連携で進めてきました。

講演でオルパナ大使は、「十勝をサウナの聖地にするということに感銘を受けた。自然、風景、天候でフィンランドと北海道は親和性が高い。『SAUNA』はフィンランドを一番理解できる言葉。国民の90%は週に1回はサウナに入る。フィンランドの文化を広めるためにフィンランド式サウナのPRに努めてきた」とサウナの魅力を説明。フィンランド式サウナの普及に汗かく十勝のサウナーを激励しました。

魅力を体感!『HARVIA』のショールーム

来月1日に開店する予定の帯広の『HARVIA』のショールームは、10月25日オープンの札幌に続き国内2番目の拠点です。

ショールームには、自宅の中に設置できるホームサウナや、庭や施設の空きスペースなど屋外用バレルサウナなどが展示されています。価格はサウナヒーターが35万円から、サウナ室ユニットが180万円から、一人用の簡易なエントリーモデルでは65万円という商品も取り寄せが可能だということです(いずれも工事費は別)。車のショールーム同様、カタログだけではわかりずらいサウナの魅力を、見て聞いて触って体感できます。

内覧会で、十勝エリアの地域特約店として帯広のショールームを運営する『G&S』の齊隆生(さいたかお)社長は、「十勝でサウナ文化が始まろうとしている今。ショールームを通じてHARVIAサウナを身近に感じていただき、十勝全体でサウナが生活の一部となっていただけるよう運営してまいりたい」と抱負を述べました。

来賓として駆けつけたオルパナ大使は、祝辞で「サウナをプロモーションできてうれしい。HARVIAのショールームのオープンは、サウナ人気を加速させるだろう。これを機にフィンランドと帯広の関係は深まることになる」と十勝のサウナーにエールを送りました。

『HARVIA』社と日本国内での総販売店契約を10月に新たに締結した『㈱バーグマン』代表で北海道出身の笠間聖司社長は、「ショールームを通して身近にサウナをお求めやすい仕組みをつくりたい。最終的な夢としては、家を建てるときにはフィンランドサウナをつけてみたいなという方が一人でも二人でも現れるようなことができれば幸せだ」とサウナ文化普及に賭けるビジョンを語りました。

HARVIA社のショールームは年内に釧路、北見。来年22年には山形を皮切りに4月に東京な
ど全国50カ所でオープンする予定です。

HARVIA Sauna&Spa帯広(『㈱G&S』)

住所:帯広市西5条南13丁目1

電話:0155‐65‐0800

☆正式オープンは11月1日(月)

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