【横浜DeNA】東、792日ぶりの勝利&お立ち台に「泣きそうです」

【横浜DeNA-中日】ウイニングボールを手に笑顔の横浜DeNA・東=横浜(花輪 久写す)

◆横浜DeNA5-0中日
 横浜DeNAの東克樹投手(25)が23日、横浜スタジアムで行われた中日25回戦に先発し、8回を1安打無失点の好投で今季初勝利を手にした。昨年2月に左肘内側側副靱帯(じんたい)の再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けたサウスポーにとって、792日ぶりの復活の白星となった。

 本拠地のお立ち台で東は「久しぶりに、この光景が見ることができてうれしい気持ちでいっぱい。泣きそうです」と素直な思いを口にした。

 1年目の2018年に11勝を挙げて新人王に輝いたが、翌19年は左肘痛から7試合の登板にとどまり、20年2月に手術を受けた。ことし9月28日のヤクルト戦で1軍のマウンドに復帰。3試合目の先発で来シーズンにつながる勝利をつかみ、「約2年間、長い間待っていただいた。チーム、ファンのためにもっと勝利を重ねていきたい」と力強く約束した。

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