フランス1部パリ・サンジェルマンのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)の古巣バルセロナに対する激怒が懸念されている。
スペイン紙「アス」は、バルセロナがクラブの経済的事情でメッシを手放したにもかかわらず、来夏にスペイン1部レアル・マドリード入り濃厚とされるパリSGのフランス代表FWキリアン・エムバペ獲得をライバルクラブより好条件で狙うと報じた。
この報道を受けて英紙「エクスプレス」が「バルセロナのエムバペ獲得計画はメッシを激怒させる恐れがある。クラブの象徴だったメッシが涙ながらの退団を余儀なくされた原因が、資金不足であったことを考えると、この臆測の中で当惑しているに違いない」と指摘した。
エムバペとRマドリードは相思相愛とされており、つけ入るスキはなさそうだが、「アス」はバルセロナはFWネイマールのパリSG移籍を成功させた敏腕代理人、ピニ・ザハビ氏を起用すると報道。バルセロナの本気度がうかがえるだけに、メッシの心中は穏やかとはいかないだろう。