ルクレール「最適なタイヤマネジメントができるかどうかがカギになる」フェラーリ/F1第17戦金曜

 2021年F1アメリカGPの金曜、フェラーリのシャルル・ルクレールはフリー走行1=4番手/2=7番手、カルロス・サインツはフリー走行1=5番手/2=9番手だった。

■スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ
シャルル・ルクレール フリー走行1=4番手/2=7番手
 アメリカに戻ってくることができて最高の気分だよ。ここはサーキットもオースティン市の周辺も、いつもすごく特別な雰囲気なんだ。みんなフレンドリーで熱狂的だし、早くも今日からグランドスタンドでフラッグを振って応援してくれているファンの姿を見た。本当にうれしい。

 自分たちのセッションに関して言うと、予定していたプログラムに沿って走行し、ほぼすべてのことをテストした。ここは路面のバンプの影響で、走るのがとても難しい。

 かなり気温が高い中での走行となり、タイヤマネジメントがカギになった。特に第3セクターではタイヤがオーバーヒートしてしまうんだ。セクター1でプッシュして最終セクターでタイムを失うか、序盤にタイヤをセーブしてラップ終盤にスピードを上げるのか、完璧なバランスを見つけ出さないといけない。

 明日のFP3でもう少し作業をして、予選に向けてどういう形で最適化するかを理解したい。

2021年F1第17戦アメリカGP カルロス・サインツJr.(フェラーリ)

■スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ
カルロス・サインツ フリー走行1=5番手/2=9番手
 オースティンに戻ってくることができてうれしいよ! このトラックはいつも走り始めから最高の気分になるんだ。素晴らしいサーキットで、走るのがすごく楽しい。年々バンプがひどくなってきているけれど、それがこのトラックの特徴になっていると思うし、マシンとドライバーに新たなチャレンジをもたらしている。

 今日はいくつかセットアップを試し、FP1からFP2にかけて少し改善できた。全体的には今回の金曜日に満足しているし、ペースにも期待できそうだ。ファストラップではセクター3でトラフィックにつかまってしまった。それがなければ良いラップになりそうだったんだ。

 今日の路面温度はすごく高く、それがロングランに大きく影響した。ソフトタイヤにはあっという間にデグラデーションが発生したんだ。日曜日にはこの問題に苦労するかもしれないので、注意していくよ。

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