中国とロシア、太平洋上でKa-27ヘリコプターなどを発着艦

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ロシア海軍艦艇ステレグシチー級フリゲート搭載ヘリコプターKa-27

防衛省統合幕僚監部は、2021年10月21日(木)に太平洋上で中国海軍とロシア海軍艦艇から発着艦したヘリコプターに対し、航空自衛隊の戦闘機を緊急発進させ、対応したと発表しました。発着艦したヘリコプターは、中国海軍艦艇ジャンカイⅡ級フリゲート搭載ヘリコプターKa-28、ロシア海軍艦艇ステレグシチー級フリゲート搭載ヘリコプターKa-27の2機種が確認されています。

10月18日(月)に中国海軍とロシア海軍の艦艇5隻ずつ、計10隻が日本海から津軽海峡を通過し、千葉県犬吠埼の東約130キロメートルを南進し、10月21日(木)午前4時頃に伊豆諸島の須美寿島と鳥島の間の海域を西進しました。中国とロシア海軍のヘリ発着艦の詳細な場所は公表されていませんが、この付近で実施されたものとみられます。

この動きは海上自衛隊第2航空群所属のP-3Cの航空機をはじめ、第45掃海隊所属「いずしま」、第11護衛隊所属「やまぎり」、第6護衛隊所属「たかなみ」が情報収集・警戒監視を行っています。中国とロシアは日本海での演習後の日本周回により、海軍力を日本に対して誇示しているものとみられます。

Ka-27は、ロシアのカモフ設計局が開発した大型ヘリコプターで哨戒・対潜型です。Ka-28は、Ka-27の輸出型です。