巨人CS進出! 丸の復調に原監督「一生懸命ティーを上げた甲斐があったよ」

巨人・原監督(東スポWeb)

巨人は23日のヤクルト戦(東京ドーム)に11―1で快勝し、CS進出を確定させた。

リーグ3連覇こそ逃したが、逆転日本一をつかむ権利は得た。原辰徳監督(63)は試合後、CS進出が142試合目で決まったことに「時期的にどうかということはともかくとして」としつつ「まだ残されたチャンスをいただけた。みんなの力で勝ち取ったと。そこをエネルギーにまた変えていくということですね」と語った。

この日最大のヒーローと言えば、2発を含む4打数4安打4打点と大暴れした丸佳浩外野手(32)だろう。一時は極度の打撃不振に陥り、二軍落ちも経験した。原監督も丸の再生へ、試合前には連日マンツーマンで指導に当たってきただけに「だいぶボールが飛ぶようになってきたしね。一生懸命ティーを上げた甲斐があったよ」と満面の笑みだった。

残る公式戦は24日のヤクルト戦(神宮)のみ。有終の美を飾り、下克上へ突き進む。

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