C・ロナウドに古巣ユベントスの元同僚ら恨み節「もっと早く退団してくれた方がよかった」

キエッリーニ(中)とC・ロナウド(右)はユベントスを支えてきたが…(ロイター)

イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(36)が、古巣ユベントス(イタリア)イレブンから〝恨み〟を買っている。

C・ロナウドは8月下旬、マンチェスターUに電撃復帰した。すでにシーズンが開幕していた中の急展開。英紙「デーリー・メール」によると、ユベントスのイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニは「彼は8月28日に退団したが、もっと早く退団してくれた方がよかった。その代償も払うハメになったのだからね。もし8月1日に退団してくれたら、より良い準備をする時間があっただろう」と批判した。ユベントスはリーグ開幕から4試合勝ちなし(2敗2分け)と最悪のスタート。急にエースが抜けた影響は少なからずあったわけだ。

しかし、ここにきて〝クリロナショック〟を払拭し、公式戦6連勝中と立て直してきた。ユベントスのイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチは「彼が去ってチームはより一体感を持ってプレーできるようになった。C・ロナウドのような偉大な選手がいれば、彼がすべての試合を解決できると考え、より良いポジションでプレーしてもらうことを考えていた」との見解を示した。

スーパースターが抜けたユベントスがより好結果を残せば、まさに皮肉としか言いようがないが、果たして…。

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