阪神・伊藤将が挑む江夏以来、球団2人目の快挙とは? 広島と“好相性”で高まる期待

阪神・伊藤将司【写真:荒川祐史】

新人左腕の2桁勝利なら1967年の江夏豊氏以来、球団史上2人目

■広島 ー 阪神(24日・マツダスタジアム)

阪神の伊藤将司投手が24日の広島戦に先発する。ここまで9勝をマークしており球団では7人目となる新人投手の2桁勝利に期待がかかる。左腕に絞れば1967年の江夏豊氏以来、球団史上2人目の快挙になる。

昨年、ドラフト2位で入団した伊藤将はここまで22試合に登板し9勝7敗、防御率2.47と圧巻の成績を残し規定投球回数も残り8回1/3に迫っている。

これまで阪神のルーキー投手で2桁勝利を挙げたのは2013年の藤浪晋太郎投手を含め6人。だが、左腕に限れば1967年の江夏氏だけだ。この年は42試合に登板(29先発)し12勝13敗、防御率2.74の成績を残したが新人王を逃している(サンケイアトムズの武上四郎氏が獲得)。

逆転Vに向け負けられない試合となるが、伊藤将は対広島戦との相性は抜群だ。今季2試合に登板し2勝0敗、防御率0.95とほぼ完ぺきな内容を見せており、期待は高まるばかりだ。球団史上2人目の快挙、そして広島・栗林、DeNA・牧らとの新人王争いに向けても大事な一戦になりそうだ。(Full-Count編集部)

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