セパの優勝条件は 阪神はマジック点灯なしでVも、ロッテは5試合で1敗が最低ライン?

セパ両リーグの優勝条件は?【写真:荒川祐史】

ヤクルト○○阪神●●、逆パターンでも最短で26日にセ・リーグの優勝が決定

2021年のプロ野球は最後まで優勝争いが分からなくなってきた。セ・リーグでは首位のヤクルトがマジック3を点灯させているが2位阪神とのゲーム差は「0」。パ・リーグは首位のオリックスを追う、2位のロッテにマジック4が点灯している。熾烈な争いを続ける4チームの最短優勝を見てみよう。

まずはセ・リーグ。23日にヤクルトが巨人に1-11で敗れ、阪神は広島に1-1の引き分け。これにより最短Vは両チームともに26日となった。ヤクルトが24日の巨人戦、26日のDeNAで連勝し、阪神が同日の広島、中日戦に連敗すればヤクルトがVとなる。逆に阪神が連勝し、ヤクルトが連敗となれば阪神の優勝が決まることになる。この場合は阪神に一度もマジックが点灯することなく優勝になる。

阪神は残り2試合。仮に連勝すれば勝率.586となり、4試合を残すヤクルトの優勝ラインは最低でも0勝4分けの勝率.587。その他は2勝1敗1分け(勝率.589)、1勝3分け(勝率.590)、3勝1敗(.592)、2勝2分け(.594)、3勝1分け(.597)、4勝0敗(.600)となっている。

パ・リーグは23日のロッテが4-3で日本ハムにサヨナラ勝利。試合のなかった首位・オリックスの最短Vは25日となった。同日の楽天に勝利、ロッテが24日の日本ハム戦、25日のソフトバンク戦で連敗が条件となる。一方、ロッテの最短優勝は27日。オリックスが残り1試合で敗れロッテが24日、25日、27日の試合に勝てばVとなる。

オリックスはエース山本が最終戦となる25日・楽天戦に登板する。仮に勝利すれば勝率.560となり5試合を残すロッテの優勝ラインは最低でも3勝1敗1分けの勝率.561。その他は2勝3分け(.562)、4勝1敗(.565)、3勝2分け(.566)、4勝1分け(.569)、5勝0敗(.573)となっている。(Full-Count編集部)

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