【簡単レシピ】業務スーパーの材料で簡単タコス! キャンプで本格メキシカンを味わおう!

こんにちは。実はメキシコ料理が大好きなくにぱぐです。今回はハピキャンでも度々取り上げている「業務スーパー」にフューチャー。業務スーパーで材料を揃えて作るキャンプ飯として、メキシコ料理の代表格である本格的な「タコス」をフライパン1つで作ります。また、オマケでタコライスも作ってみます。

タコスの味付けは「サルサソース」だけでも十分! 全部業務スーパーで揃っちゃう!

筆者撮影

タコスは「タコミート」と呼ばれる味付けされた挽肉と生野菜、そしてチーズを「トルティーヤ」という薄焼きパンで挟んでる作る、メキシコ料理の代表格です。

スパイシーで食べ応えがあり、食事にもおつまみにも最高。おつまみにするときは、テキーラのソーダ割りがとても合います。

実は「業務スーパー」には、このタコスを作るための材料が揃っており、それらだけで本格的に美味しいタコスが作れます。

タコミートの味付けは瓶詰の「サルサソース」だけでOK。このソースにはトマトソースやスパイス類などのほか、タマネギなどの野菜も入っているので、これで挽肉を炒めればそれだけで完成します。

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トルティーヤは冷凍のものが売られています。12枚入りで200円程度ととてもお得。

これは10分も自然解凍すれば1枚ずつ剥がせるので、タコス以外にもラップサンドやブリトーなど、さまざま料理に使いやすくて重宝します。

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そのほか野菜やチーズも当然業務スーパーで揃います。

そして、フライパン一つで調理も終わるので、タコスはキャンプ飯としてはかなりお手軽です。

今回はこのタコミートを使ってのタコライス、さらにプラスアルファの材料で味をより美味しくするテクニックなども書いていきます。

「業務スーパー」を活用したタコスの食材と作り方

タコスの食材(3~4人前)

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【業務スーパーで買えるもの】

  • 冷凍トルティーヤ …1パック(12枚入り)
  • 合い挽き肉 …300g
  • サルサソース …大さじ6
  • ピザ用チーズ …適量
  • ミニトマト …12個
  • レタス …1/2個
  • オリーブオイル …適量
  • 塩胡椒 …適量
  • タバスコ …お好みで
  • タマネギ …あれば1/2個

【業務スーパーで買えないもの】

  • コブサラダドレッシング(無くても可) …大さじ2
  • 黒瀬スパイス(塩胡椒の代わり) …適量

タコミートの味付けはサルサソースだけでもよいのですが、コブサラダ用のドレッシングを加えると、よりコクが出ます。

これだけは残念ながら業務スーパーでは買えなかったので(店舗によってはあるかもしれませんが)、ほかのスーパーで買いましょう。

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また、タマネギを刻んで入れると、より味がよくなり、ボリューム感も出ますので、手間でなければいれるようにしてみてください。

ただ、コブサラダドレッシングとタマネギは必須というわけではありません。

下味は塩胡椒でよいのですが、黒瀬スパイスのようなアウトドアスパイスを使うと、複雑な味が加わるうえ、1本で済むので、こちらもお持ちでしたら是非使いましょう。

タコスの調理に必要な道具

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  • ラップ
  • フライパン、またはスキレット(なるべく大きなもの)
  • ガスコンロ、またはシングルバーナー等

ラップは調理に使うので必ず用意をしてください。

挽肉を炒める料理なので、フライパンを使用します。スキレットでもよいのですが、挽肉のようなものをそれなりの量炒めるので小型のものだと使いにくいと思います。

私は今回、ヨコザワテッパンの中華鍋を使用しましたが、これでも特に問題はありませんでした。適当なものがなければ自宅で普段使いしているフライパンをキャンプに持って行ってもよいと思います。

フライパンで炒め物をするなら焚火や炭火より、ガスの炎が使いやすいです。

シングルバーナーなどでもいいのですが、私のおすすめはこちらのガスコンロ、イワタニ「カセットフーBO(ボー) EX」です。

イワタニのフラグシップ的なコンロで、CB缶を使う、いわゆる一般的なカセットコンロの中では最強の火力を誇っています。

通常、カセットコンロやシングルバーナーはどれも2000kcal/h程度の熱量ですが、このカセットフーBO EXは、実にその1.5倍、3,500kcal/hもの高火力です。

この火力は、なんと家庭のプロパンガス使用のガスコンロにほぼ匹敵します。しかも風除けもしっかりと考えられたデザインですので、屋外であってもあらゆる料理シーンでストレスなく使えるという優れものなのです。

価格も(在庫状況次第ですが)そこまで高額ではないし、着火も簡単なので、料理好きキャンパーにはかなりおすすめのアイテムだと思いますよ。

「業務スーパー」を活用したタコスの作り方

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【1】実際の調理手順です。まず、解凍したトルティーヤを1枚ずつフライパンで焼いていきます。

油を引かず、トングなどで裏表に軽く焦げ目がつく程度焼きましょう。なお、トルティーヤはとにかく1枚ずつ剥がせる程度まで解凍すればOK。自然解凍でも10分~15分ぐらいですし、袋ごと流水に当てればもっと早く解凍できます。

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【2】焼いたトルティーヤはラップをしばらくかけておきます。時間にして10分ほど。1枚ずつでなくても、焼いたものをどんどん重ねていく形で構いません。こうやって蒸らすことでしっとりとした食感にします。

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【3】フライパンにオリーブオイルを敷いたら、挽肉を中火で炒めます。タマネギがある場合はみじん切りにして、まずタマネギを炒め、飴色になったら挽肉を加えます。

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【4】炒めながら挽肉に塩胡椒(あれば黒瀬スパイス)を振って下味をつけます。

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【5】肉の色が変わったらサルサソース、あればコブサラダドレッシングを加え、混ぜながらさらに炒めます。

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【6】水分が大部分抜けるまで炒めたらタコミートの完成です。

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【7】レタスは粗めの千切り、ミニトマトは4等分の串切りに切っておきます。

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【8】タコミートを大さじ2杯ぐらいトルティーヤに乗せ、レタスとミニトマト、ピザ用チーズをお好みでその上に乗せて二つ折りにすれば完成です。お子様には辛すぎるぐらいですが、もっと刺激的な味にしたければタバスコを振って頂きましょう。

タコミートをごはんに乗せればタコライスに! 余ったトルティーヤも活用!

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タコライスを作るときはトルティーヤを使用せず、代わりにホカホカのごはんを用意します。

それ以外の材料はまったく同じで、タコミート、レタス、トマト、ピザ用チーズをごはんに乗せるだけです。タコライスはタコスよりもボリューミーになりますし、ごはんで辛さが抑えられるので、子供でも食べやすいですね。

なお、余ったトルティーヤはブリトーに転用できます。

記事のような形にすれば朝食にもなりますし、電子レンジが使えるとチーズたっぷりのブリトーが作れるので、持って帰ってきてから作るでもいいでしょう。

冷凍トルティーヤは自宅の冷凍庫に常備をしておいてもいいですね。皆さんも、キャンプでメキシカン料理をぜひ楽しんでみてください!

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