ひろゆき氏がベーシックインカムの導入提案 最低賃金の問題を杉村太蔵氏と討論

ひろゆき氏(東スポWeb)

実業家のひろゆき氏(44)と元衆議院議員の杉村太蔵氏(42)が24日放送の「サンデージャポン」で賃金問題について〝舌戦〟を繰り広げた。

同番組では選挙に関連し様々なディスカッションが行われ、貧困問題と最低賃金の問題について杉村氏は「国民が政治家に賃金アップを要求するのも難しいし、政治家が国民に賃金アップを約束するのも難しい」と主張。「私がサンジャポのギャラをあげて欲しいと国に言っても仕方がない。それはプロデューサーに言う話」と杉村氏が言うと、MCの爆笑問題・太田光(56)は「(賃金アップは)賃金をあげざるを得ない環境作りをするということだと思うが、その辺についての言葉がない」とした。

一方、ひろゆき氏は「韓国では最低賃金を上げたら、企業がどんどん労働者をクビにして、失業率が上がった。僕はベーシックインカム(所得保障)の導入も検討も」と言うと、杉村氏は「これから、ひろゆき王国を作るなら出来るかもしれないが、これまで日本の様々な社会保障があるなかで、できるかどうか(は疑問)」とサービスの質の低下を指摘。

ひろゆき氏は「社会保障を無くすということではなく、これまでの制度+月7、8万程度のベーシックインカムというやり方」と主張した。

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