【NLCS】ブレーブスが王者撃破 22年ぶりリーグ優勝

【ドジャース2-4ブレーブス】@トゥルイスト・パーク

ナ・リーグのリーグ優勝決定シリーズは、21世紀に入ってから1度もリーグ優勝していなかったブレーブスが4勝2敗で昨季王者のドジャースを撃破。1999年以来22年ぶりとなるワールドシリーズ進出を決めた。1対1の同点に追いつかれた直後の4回裏に今シリーズ絶好調のエディ・ロサリオが3ラン本塁打を放ち、勝ち越しに成功。7回表に1点を返されたあと、無死2・3塁とピンチが続いたが、4番手タイラー・マツェックが圧巻の三者連続三振でそれ以上の反撃を許さなかった。

ブレーブスが3勝2敗でリーグ優勝に王手をかけた状態で迎えた第6戦は、ウォーカー・ビューラー(ドジャース)とイアン・アンダーソン(ブレーブス)の両先発でスタート。ブレーブスは1回裏二死からオジー・オルビーズとオースティン・ライリーの連続二塁打で幸先よく1点を先制した。4回表にアンダーソンが二死1・2塁のピンチを背負い、コディ・ベリンジャーのタイムリーで同点に追いつかれたが、4回裏二死2・3塁から絶好調のロサリオがライトへの勝ち越し弾。ブレーブスが3点のリードを奪った。

5回表から継投に入ったブレーブスは、7回表にセットアッパーのルーク・ジャクソンを投入したが、1点を返されて無死2・3塁のピンチ。しかし、ここで登板した4番手マツェックが三者連続三振の好リリーフを見せ、試合の流れをドジャースに渡さなかった。8回表はマツェックが続投して三者凡退に抑え、9回表はクローザーのウィル・スミスを投入して逃げ切り。ブレーブスが4対2で勝利し、1995年以来26年ぶりとなる世界一への挑戦権を手に入れた。

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