高市早苗氏が最初で最後の地元街宣「奈良の女性をナメたらあきません」

地元入りした高市氏(東スポWeb)

自民党の高市早苗政調会長(60)が24日、衆院選(31日投開票)最初で最後の地元入りを果たした。

総裁選で多くの票を集め、存在感を見せつけた高市氏は、全国の候補者から引っ張りだこ。応援のため全国各地を飛び回り、これまで地盤の奈良2区に戻ることができなかった。

早くも選挙戦ラストサンデーを迎えたこの日、奈良1区の小林茂樹氏の応援で奈良入りすると、その足で地元へ。JR王寺駅前でマイクを握ると「大事な奈良2区に戻ってこられず申し訳ない。わずか数時間ですが、最初で最後の遊説のお時間をちょうだいしました」とあいさつした。

コロナ対策や危機管理への投資への取り組みを訴えた高市氏。とりわけ、外交・国防体制の充実については「日本の技術がどんどん流出している。中国人の研究者が来て、日本で私たちの税金を使って研究して、中国に帰って国防や超音速兵器の研究に流用する。私たちの平和、幸せのために開発したものが流用される。一刻も早く止めなきゃいけない。新しい法律を作りましょう。特許を好きなように悪用され内容に、秘密特許にする取り組みも必要だ」と強く訴えた。

さらに、「奈良県の女性はすごいんですよ。大学進学率は全国6位、管理職の割合は全国2位。奈良の女性をナメたらあきませんで。皆さんの力を合わせて、それぞれの年代が直面するさまざまな困難に対応できる奈良県を作っていこうじゃないですか」と呼びかけると、支援者から「総理、期待してます!」との声が上がっていた。

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