2021年4月に発売されて以来、大ヒットとなっているホンダ 新型ヴェゼル。じつはグレードによっては納車まで1年以上の時間を要するほどなのである。そして最上級グレードのPLaYは現在受注をストップしており、絶大な注目を集めているのだ。ここまで大ヒットとなっている一方で、SNSを見てみると現在検討中のユーザーから不満の声が挙がっているのだ。一体どんな意見が出ているのだろうか!?
新型ヴェゼル購入者の8割以上がハイブリッドモデルを選択
ヴェゼルはホンダを代表するコンパクトSUVだ。初代モデルは2013年にデビューし、現在まで続いている世界的なSUVブームの波に乗り大ヒットとなったモデルである。
そして2021年にはフルモデルチェンジを実施し、冒頭に述べた通り納車までに年単位の時間を要するほど支持されているのだ。新型ヴェゼルはガソリンとハイブリッドモデルをラインアップしているが、2021年4月の発売以来、約8割をハイブリッドが占めている。ハイブリッドには全3グレードを用意しているが、もっとも支持されているのは最上級グレードのe:HEV PLaYである。ついでe:HEV Zという順となっている。
一体どんな意見がSNSで挙がっているのだろうか!?
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最上級グレードより中級モデルが機能がいい!? 最大の違いはエアコンにあった
まずもっとも多いのが「最上級グレードであるe:HEV PLaYよりも、機能面では中級グレードのe:HEV Zのほうがいいのはなぜ?」という意見だ。ヴェゼルはガソリンモデル含め、全車にホンダセンシングなる先進安全機能を標準装備としており、違うのはエクステリアや内装カラーといった程度である。
左右独立式エアコンはe:HEV Zだけ!
だが、じつは最大の違いはエアコンにある。e:HEV Zは左右で温度調整ができるデュアルエアコンを装備しているが、e:HEV PLaYは左右で温度調整ができないシングルエアコンとなっているのだ。
ちなみにe:HEV PLaYはナビが唯一標準装備となるなど、トータルで考えるならばお買い得なグレードでもある。
違いとしてはこの程度であるのだが、最上級グレードと名乗る以上は、e:HEV PLaYにもデュアルエアコンを装備して欲しいというのがユーザーの本音なのだった。
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不満が少ないのがさすが人気車種! 最上級グレードの機能改善に期待
今回は新型ヴェゼルを検討しているユーザーの不安の声をご紹介してきた。機能面、もっといえばエアコン機能に対しての意見が多かったのだが、デザインや価格設定などクルマそのものに対しては軒並み高評価なのも事実である。それだけに、今後実施する改良では今回ご紹介したユーザーの声を反映した仕上がりとして欲しいところ。今後のヴェゼルの動向に目が離せない!
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【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】