へずまりゅう氏 参院山口補選で“秒殺” 落選 「ごめんなさいでした」行脚は通用せず

国政挑戦は失敗に終わったへずまりゅう氏(東スポWeb)

参院山口選挙区補選が24日投開票され、自民党の北村経夫氏(66)が投票締め切った20時直後に当選確実が出た。「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」(NHK党)公認で立候補した元迷惑系ユーチューバーのへずまりゅう氏(30)は落選した。

衆院選の前哨戦ともいわれた同選は、共産党の河合喜代氏(61)が立候補し、三つどもえに。一人、異色の選挙戦を展開したのがへずま氏で、新型コロナウイルスに感染した状態で全国を歩き回ったことに「本当に悪いと思っている。ごめんなさいでした」と選挙の場を借りて、謝罪行脚していた。最終週は山口を飛び出し、広島、兵庫、大阪、名古屋、静岡と活動し、最終演説地は東京・渋谷でおわびをしていた。

「当選すると思っている」と表向きは、強がっていたへずま氏だが、逮捕騒動からの更生アピールの場となっていた。一方でへずま氏は1万票得票できなかった場合、SNSからの引退を表明している。

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