【インドネシア】移動規制緩和、国内線の搭乗率70%以上可に[運輸]

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インドネシア政府は21日、新型コロナ対策で実施している移動規制を緩和し、国内航空便の搭乗率を70%以上まで認めると発表した。他の交通機関についても、乗車率を引き上げる。12歳未満の子どもについても、全ての交通手段の利用を認める。

空路での移動について定めた運輸省回状『2021年第88号』を21日付で公布、24日から施行する。航空会社には、飛行中に新型コロナの症状を発症した乗客を隔離するため、3列分は乗客を乗せずに空けておくことを義務付けた。空港ターミナルの利用者の上限は、通常の繁忙期の利用者数の70%に制限する。

空路の移動には、出発の48時間前までに行ったPCR検査の陰性証明書の提示を義務付けている。

陸路、海路、鉄道での移動について定めた回状『21年第86号』『21年第87号』『21年第89号』もそれぞれ20日付で公布、21日から施行した。

陸路での移動については、新型コロナウイルス対策の活動制限(PPKM)で、感染リスクが最も低い「レベル1」と2番目の「レベル2」の地域で乗車率を100%、「レベル3」と「レベル4」の地域では70%まで引き上げた。

都市間を運行する鉄道の乗車率は定員の70%、都市部の鉄道は50%に定めた。一方、都市圏の通勤電車の乗車率は32%に制限する。

海路については、レベル1と2の地域では乗客率を100%とし、レベル3では70%、レベル4では50%にそれぞれ制限する。

空路以外の移動では、出発の48時間前までのPCR検査あるいは24時間前までの迅速抗原検査の陰性証明書の提示を義務付ける。

12歳未満の移動について、全ての交通手段の利用を許可する。ただし移動手段に応じた新型コロナ検査で陰性が確認されていることを条件とする。

新型コロナ緊急対策本部(タスクフォース)のウィク・アディサスミト報道官は、「保護者の転勤など、12歳未満の子どもの移動が必要になる状況を考慮した」と説明。子どもを連れた移動時には、マスク着用や他人との距離の確保、人混みを避けるなど十分に注意するよう呼び掛けた。