東京五輪〝惨敗〟の関ジャニ・村上信五を北京五輪MC起用のウラ 「上っ面」「タメ口」の雪辱なるか

ジャニーズ事務所(東スポWeb)

「関ジャニ∞」の村上信五(39)が、来年2月開幕の北京冬季五輪で雪辱を期す。

このほどフジテレビ系「北京2022オリンピック」のメインキャスターに決定。村上は今夏の東京五輪でも同局のメインキャスターを務めたが、評価は芳しくなかった。

「東京五輪では、メダリストとの会話がかみ合わず、上っ面なものが多かった。また、親しみやすさを売りにしようとしたのか、選手にタメ口で話しかけてしまい『リスペクトに欠ける』と散々な言われよう。同じジャニーズでもNHKでメインキャスターを務めた嵐の櫻井翔は高評価だっただけに、かなり見劣りしましたね」(芸能関係者)

それでもフジは大型特番に村上を起用するスタンスを変えない。ある局内関係者は「村上は2017年の『27時間テレビ』から大型特番に起用されているように、フジとジャニーズの蜜月関係は今も昔も変わらない。それを考えれば、キャスターぶりのうまい下手は関係なく、押し切られた形でしょう」と話す。

村上を全面に押し立てたいというジャニーズの思惑は如実だ。前出の芸能関係者は「これまでトップを走り続けてきた嵐が活動休止している今となっては、そこに続いてほしいグループが関ジャニ。その中でも村上はひと一倍、上昇志向が強く、将来、自分が進みたい道もはっきりしているタイプ。上層部もその心意気は買っている。“ポスト中居正広”という形で育てていきたいといいます。嵐に櫻井という司会もできるタレントがいるように、関ジャニにも村上という立派な司会者をつくり上げたいのでしょう」。

東京五輪での評価は散々だったものの、北京五輪では期待する声も多い。

「村上はかなりの読書家。関ジャニのほかのメンバーが驚くほどのペースで本を読み、家は図書館のように本があるといわれている。その知識をうまく引き出すこともあります。テレビマンの中にはまた仕事を一緒にしたいという人も少なくない。そういう意味では前回の反省点もうまく克服してくるんじゃないんですか」(テレビ局関係者)

巻き返すことはできるか。

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