近年、朝鮮ではキノコ栽培が国家事業として進められている。その中心的役割を担っているのが、農業省傘下の中央キノコ研究所だ。
同研究所では、約20種の優良なキノコ品種を育種し、その栽培技術を確立した。それを全国のキノコ栽培場に供給している。
中央キノコ研究所は、金正恩総書記の精力的な指導によって3カ月余りの間に新たに建設された。
金正恩総書記は、2013年10月に同研究所を自ら訪れ、人民のための科学研究拠点をつくることを指示した。
現在の研究所は各種の研究室と実験室、製品保管室、栽培場などキノコの研究に必要な全ての条件を十分に整えている。