バスケットボールの第74回全国高校選手権(ウインターカップ)県予選最終日は24日、長崎県大村市のシーハットおおむらで男子決勝が行われ、西海学園が長崎西に92-87で競り勝って10年ぶり3度目の優勝を飾った。西海学園は全国大会(12月23~29日・東京)に出場する。
試合は西海学園が南川、長崎西は尾﨑の両ガードを起点とした攻撃で激しく競り合った。西海学園は25-25からの第2クオーターに、フォワード徳永の速攻、センターのジャンバルボのインサイド攻撃などで徐々に流れをつかみ、49-40で前半を折り返した。
長崎西もセンター北川のゴール下での健闘や、この日30得点のガード馬場の3点シュート、尾﨑の速攻などで猛追して、64-64で最終クオーターに突入。一進一退の攻防が続いたが、西海学園が残り2分にガード宗像の3点シュートで勝ち越すと、フォワード小田代らが加点して逃げ切った。
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