「ジャンプ+」新連載『株式会社マジルミエ』に大反響!「お手本のような第1話」

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「ジャンプ+」新連載『株式会社マジルミエ』に大反響!「お手本のような第1話」 (C)PIXTA

「魔法少女」と「ベンチャー企業」という異質な組み合わせの漫画『株式会社マジルミエ』が、10月20日に『ジャンプ+』でスタートした。テーマの突飛さだけでなく、現代漫画の最先端を行くようなテンポのよい展開によって多くのファンを生み出している。

同作の舞台は、怪異現象に太刀打ちすべく「魔法少女」が1つの職業として認められた世界。大手から中小までが競い合う人気業種なのだが、その中で零細ベンチャーの「株式会社マジルミエ」は人材不足に嘆いている。第1話では、そんなマジルミエ所属の魔法少女・越谷仁美と、記憶力が取り柄の悩める就活生・桜木カナの出会いが描かれた。

とくに印象的なのは、物語を展開していくテンポの早さ。世界観の説明から桜木の境遇、バトルシーンなどが凝縮されており、1話を読むだけで物語に入り込む準備が済んでしまう。他にも、インパクトの強いキャラ造形や画力の高さなども見せつけており、漫画として高いレベルでまとまっている。

今後に期待が高まる第1話に、はやくもネット上では《すんごく面白かった! テンポよし、絵も上手し!》《お手本のような第1話だった》《新連載いいね。ヤンキー魔法少女好きだわ》《なんつーインパクトのある漫画を見つけてしまったんだ俺は》と好評の声があがっているようだ。

就活シーンがリアルすぎ? トラウマを刺激される読者も…

さらに読者の胸を打ったのは、就職活動に苦しむ桜木を描いた一連のシーン。経験者にとっては生々しくも見える面接でのやりとりや、ブラック企業にありそうな怠慢を描いた一幕など、社会人の心にグサッと来るリアルさが随所に見え隠れしている。

あまりのリアルさに、《カナちゃんの面接にめちゃくちゃ共感した…泣きそう…》《就活を思い出して勝手にお腹痛くなってしまった…》《自分の言葉ってなんだよ! 面接ってクソだな!》《やはり面接官はクソ》と過去の記憶を呼び起こされた人も多いようだ。

「ジャンプ+」の母体とも言える『週刊少年ジャンプ』本誌では、次々と新連載が打ち切りになっているが、そこでよく挙げられるのがテンポの悪さという欠点だ。逆にテンポの早い作品が、商業的に大きな成功を収めがちなのもしばしば指摘されるところ。「株式会社マジルミエ」はその疾走感によって、どんな景色を切り拓いてくれるのだろうか。

文=野木

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