安全対策など質問相次ぐ 米子で島根原発住民説明会

© 株式会社新日本海新聞社

参加者の質問に答える内閣府の担当者=24日、米子市文化ホール

 中国電力島根原発2号機(松江市鹿島町)の審査合格を受け、鳥取県と米子、境港両市は24日、国の関係機関や中電による住民説明会を米子市文化ホールで開いた。約110人が参加し、安全対策や事故時の避難、原発のコスト検証などについて質問が相次いだ。

 内閣府や中電、原子力規制庁、資源エネルギー庁の担当者が出席。東京電力福島第1原発事故を受けた島根原発の安全対策や原発の必要性、審査の概要などを説明し、再稼働に理解を求めた。

 参加者は「放射能が放出された場合の風向きを含めたシミュレーションは」「活断層や火山が全国にある日本で原発は低廉エネルギーと言えるか」などと質問。国側は「UPZ(緊急防護措置区域)は放射性物質が出ている状況下での避難は非常に危険。屋内退避を徹底する」「資本費や運転維持費に加え、賠償や地層処分を含めて盛り込んでいる」と答えた。

 また、参加者からは質問時間が少ないとの指摘があった。県などは30日午後2時からSANKO夢みなとタワーで説明会を開くほか、追加開催も検討している。(戸田大貴)