好きなことが「夢の種」に 「わくわくを見逃さないで」キロロ玉城さん、沖縄の中学で講演

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「みんなが特別な存在」というメッセージを贈った玉城千春さん=22日、浦添市の港川中学校

[未来へ#いのちを歌おう]

 沖縄県出身女性デュオKiroro(キロロ)ボーカルの玉城千春さんが県内の小中学校を巡る特別授業「未来へ#いのちを歌おう」が22日、浦添市立港川中学校(相澤敬二校長、生徒数786人)であった。玉城さんはトークに歌を交え「みんな愛の奇跡のかたまり」とエールを送った。

 特別授業は3年生が対象。玉城さんは歌手になるまでの道のりを振り返り「部活とか勉強、ゲームなど好きなことをやることが夢の種になる。わくわくどきどきする気持ちを見逃さないで、楽しいことをとことん楽しんでほしい」と話した。

 「未来へ」「長い間」「Best Friend」、読谷中の生徒らと制作した「命の樹」などをピアノ弾き語りで披露。伸びやかで優しい歌声で生徒たちを包んだ。

 質疑応答では次々と手が上がった。つらい時に励まされた座右の銘を聞かれ「未来へ」と答えた玉城さん。尋ねた生徒に「あなたには胸に刻んだ言葉はありますか」と問い返すと生徒は「きょうから『未来へ』にします」と答え、拍手が湧き起こった。

 男子からの「合唱で高い声が出せなくて悩んでいる」との相談には「男の子の場合は裏声を使うといいよ」と助言し、玉城さんが歌い方を指南する場面もあった。

 生徒代表の高里李紀(りこ)さんは「私も歌手になりたいと思っているので、すごく勇気が出た。私らしく頑張ろうと思った」と感謝の言葉を述べた。

 特別授業は沖縄タイムス社のSDGs(持続可能な開発目標)企画の一環。36の企業・法人が協賛している。

歌い方を助言した玉城千春さん。質疑応答では多くの生徒が手を上げた