「庵野秀明展」はいかに実現したのか? 展示品数1500点超の大展覧会を10ページにわたって特集!

展示品の総数1500点超という圧巻の「庵野秀明展」が現在、 東京・六本木の国立新美術館で開催中。 その展覧会を「芸術新潮」11月号では、 10ページにわたって特集。 そもそもなぜこのような大展覧会が実現するに至ったのだろうか。三好寛(株式会社カラー 文化事業担当 学芸員、 特定非営利活動法人アニメ特撮アーカイブ機構・略称ATAC 事務局長)が、 その経緯を明かしてくれている。 さかのぼると、 2012年の「館長庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」(東京都現代美術館)という庵野氏発案ともいえる展覧会へと行き着く。そして庵野氏が理事長をつとめるATACの活動でもわかるように、 庵野氏が特撮のミニチュアに代表されるような中間制作物をとても大切にしていること、 それらの資料保存による次の世代への文化継承に強い思いを抱いていることが、 展覧会実現の背景にあった。 「芸術新潮」11月号の「庵野秀明展」特集では、 他にも氷川竜介(アニメ・特撮研究家、 明治大学大学院 特任教授)が、 映像クリエイター庵野秀明のどこが凄いのかを明解に解説している。展示品の中から、 ココが凄いというおすすめの見どころも、 ふんだんに紹介。

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