ネットアップが業界有数のパブリッククラウドとの緊密な関係により、顧客によるデジタル変革を簡素化・迅速化

3大パブリッククラウドでネイティブに利用可能な唯一のストレージ/データ管理ソフトウエアのNetApp ONTAPで、組織はハイブリッド・マルチクラウド・データファブリックの構築が可能に

米カリフォルニア州サンノゼ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ)-- グローバルなクラウド主導データ中心ソフトウエア企業のネットアップ(NASDAQ: NTAP)は本日、世界3大パブリッククラウドとの協業を通じて、組織がクラウドの長所をより少ないコストで引き出すことができるように支援する取り組みが成長を続け、勢いを増していると発表しました。

ネットアップのクラウド分野での拡大は、顧客が後押しするとともに、これらの提携関係によって支えられており、当社の有力なCloudOpsとITOpsのソリューションを、既存の顧客と獲得可能な新規顧客に提供することで、ネットアップのパブリッククラウドサービスの顧客と財務的成長を加速させています。ネットアップはクラウドへの投資をさらに進めるものとして、2022会計年度前半にデータ・メカニクスを買収しました。また今月、Spot by NetAppポートフォリオの既存の継続的クラウド最適化機能を強化するために、CloudCheckrを買収する意向を明らかにしました。

この成長は、ファイルとブロックのワークロード向けに高性能の共有ストレージを提供するデータ管理ソフトウエアであるNetApp ONTAPがけん引しており、ネットアップのクラウドファイルサービスを主要なパブリッククラウドのそれぞれにネイティブで統合する取り組みを後押ししています。

ネットアップのパブリック・クラウド・サービス担当エグゼクティブバイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーのアンソニー・ライは、次のように述べています。「世界の3大パブリッククラウドがネットアップを選択したのは、顧客がONTAPを選んでいるからです。当社の戦略により、ONTAPを3つのパブリッククラウドにおける豊富なデータサービスと共に、ネイティブな共有ストレージソリューションとして、位置付けることができました。現在、当社のパブリッククラウドのパートナーは、お客さまにクラウド移行の最もシンプルな道筋を提供し、データとアプリケーションから価値を最大限に引き出せるようにしています。」

GigaOmのデータストレージ担当シニアアナリストのエンリコ・シニョレッティ 氏は、次のように語っています。「ネットアップのサービスの包括性に加え、クラウドファイルストレージ以外の非常に幅広いストレージの使用例に対応できる同社の能力、さらにAWSとアジュールの両方におけるティア1製品としての可用性が相まって、魅力的な選択肢となっています。」

マイクロソフト・アジュール

ネットアップは30年近く、マイクロソフトと提携しています。マイクロソフトは2021年に、ネットアップを世界の顧客体験パートナー・オブ・ザ・イヤーと、米国の SAP on Azureパートナー・オブ・ザ・イヤーに認定しました。ネットアップは過去12カ月間に、アジュール・マーケットプレイスで共同販売しているサービスの数を3倍以上に増やし、アジュールの顧客がネットアップの有力なクラウドサービスを容易に利用できるようにしました。

2019年に一般提供を開始して以来、Azure NetApp Files(ANF)は、マイクロソフトが世界の35地域以上で販売、請求、サポートを行うフルマネージド型のファーストパーティーサービスで、SAP HANAとの使用が認定されている共有ファイルサービスとして初にして唯一のものです。最近におけるアジュールとの革新成果には、アジュールのリージョン間レプリケーションの一般提供、ストレージ効率を維持するAzure NetApp Files Backupのパブリックプレビュー、安全で最適化されたAzure Virtual DesktopベースのクラウドPC環境を実現するSpot PCが含まれます。

マイクロソフト・アジュール・ストレージ製品管理担当バイスプレジデントのユルゲン・ウィリス氏は、次のように述べています。「私たちはネットアップと共にANFのお客さまと協力して、お客さまの最大かつ最も重要なONTAP本番ワークロードの一部について、その移行と実行で成功を収め、最も要件が厳しいアプリケーション、すなわちオンプレミスで得られるものと同等かそれを凌ぐ性能と規模を備えたアプリケーションを実現しました。」

SAPのエンタープライズクラウドサービス担当最高技術責任者(CTO)のLalit Patel氏は、次のように語っています。「ANFなら、企業が事業を展開し、製品の市場投入期間を短縮する上で重要な拡張性と柔軟性を得られます。ANFが提供する安定性のおかげで、環境の導入を約30〜40パーセント速めて、稼働停止の回数を80パーセント減らすことができます。」

グーグル・クラウド

ネットアップとグーグル・クラウドは2018年に協業を開始し、NetApp Cloud Volumes Service (CVS) for Google Cloudを2019年に、グーグル・クラウドに対応したNetApp Astraを2020年に投入しました。グーグルは今月初めに、ネットアップが新しいGoogle Distributed Cloud Hostedサービスの主たるデータ/ストレージベンダーとなることを発表しました。そして、VMデータストア向けにGoogle Cloud VMware EngineとNetApp Cloud Volumes Serviceの統合をサポートしたことを発表しました。このフルマネージドサービスは、組織が仮想ワークロードストレージと障害回復において抱えるニーズを満たす上で役立ちます。

グーグル・クラウドのグローバル・テクノロジー・パートナーシップ担当バイスプレジデントのブロンウィン・ヘースティングズ氏は、次のように述べています。「ネットアップとの提携関係は一貫して拡大しています。グーグル・クラウドで企業のワークロードを以前にも増して簡単かつコスト効率よく提供するため新機能を本格展開するとともに、顧客がハイブリッドとクラウドの導入をより一層柔軟に行えるようにしています。」

ガンパウダーのテクノロジストのトム・ジェントリー氏は、次のように語っています。「ネットアップとグーグル・クラウドの緊密な連携により、既定の構成、組み込まれた融通性、5分以内に動作する障害回復機能という、サービス型クラウドの恩恵をすべて受けることができます。これらのスタジオの技術的課題をなくすことで、当社のお客さまが必要とするハイパフォーマンスを、世界のどこであろうと提供できます。」

さらにSpot by NetAppとグーグル・クラウドは、先日発表したGoogle Spot VMsを企業がフルに活用できるように支援すべく提携しました。これにより、グーグル・クラウドの顧客は、Spot by NetAppで継続的に性能、可用性、コストを最適化し、サービス中断のリスクなしに、クラウドのコストを削減できます。

補足リソース

ネットアップについて

ネットアップはグローバルなクラウド戦略で業界をリードする、Data-Centricなソフトウエア企業です。デジタルトランスフォーメーションが加速する時代において、データを活用してビジネスをリードする企業や組織を支援します。クラウドでの開発、クラウドへの移行、オンプレミスでの独自のクラウドレベルの環境構築など、データセンターからクラウドまでのアプリケーションを最適な状態で実行できるシステム、ソフトウエア、クラウド サービスを提供しています。ネットアップは、多様な環境にわたって機能するソリューションを通じて、企業や組織が独自のデータファブリックを構築し、いつでもどこでも、必要なデータ、サービス、アプリケーションを適切なユーザに安全に提供できるようにしています。詳細については、www.netapp.comをご覧ください。また、TwitterLinkedInFacebookInstagramでネットアップをフォローしてください。

NetApp、NetAppのロゴ、www.netapp.com/TMに記載されているマークは、NetApp, Inc.の商標です。その他の会社名と製品名は、それを所有する各社の商標である場合があります。


出典:GigaOm、Radar for Cloud File Systems、2021年9月22日

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