韓国メディアがリバプール南野の苦境を特集「クロップ監督はまた彼を排除した」

南野拓実(東スポWeb)

韓国メディアがイングランド・プレミアリーグのリバプールに所属する日本代表MF南野拓実(26)の苦境を特集した。

韓国メディア「スポータルコリア」は、リバプールが24日に行われたマンチェスター・ユナイテッド戦で5―0と大勝した様子を報道。「FWモハメド・サラーがハットトリックをして歴史的な勝利の主人公として活躍したが、南野は途中出場を狙ったものの、ユルゲン・クロップ監督は起用しなかった」と南野に出番がなかったことをクローズアップした。

そして「圧倒的な勝利にもクロップ監督の頭の中には、南野が投入する優先順位にある選手ではなかったのだ」とチーム内で依然として苦しい立場にあることを強調した。

「南野はまたしても今季のプレミアリーグ初出場のチャンスを逃した。彼はシーズン開幕後、リーグでまだ全く走っていない。リーグカップのノリッジ戦で2ゴールの活躍をしたが、クロップ監督はまた彼を排除した。欧州チャンピオンズリーグ(CL)でも1試合で23分の出場にとどまっている」と構想外のピンチを伝えた。

そして「これを見守る日本のマスコミは息苦しい役割だ」と日本でも話題になりにくい現状を紹介した。

同メディアは今後についても「リバプールは30日にブライトン戦がある。南野はこの試合で再び出場機会を狙うが、レギュラーの攻撃陣の競技力が優れており、チャンスが来る可能性は小さい」と悲観的な見方を示した。

宿敵である日本のエースの窮状が韓国でも話題になっているようだ。

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