韓国企業で中国人従業員差別か、「禁煙通知」に書かれていたのは…―中国メディア

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2021年10月24日、中国メディアの観察者網は、江蘇省南京市にある韓国系企業の工場で「韓国人以外1日間禁煙」という通知が出され、物議を醸したと報じた。

記事によると、通知には10月22日午後1時から23日午後1時まで工場全体を禁煙とし、違反した場合には解雇処分とすること、実施対象者を「韓国人を除く全ての従業員」とすることが書かれており、通知の最下部には「深園汽車」という社名が入っていた。

この通知を見た中国のネットユーザーの多くが怒りのコメントを書き込むとともに、「深園汽車」について韓国人が中国で設立した工場だとの情報を流すユーザーも出現した。

この会社は2018年8月13日に外国法人LEE KANGSUPが投資して設立した独資企業で、求人サイトのプロフィールには「韓国のMSオートテックグループが中国に投資した企業。MSは1982年に韓国の慶州で設立し、韓国の5大自動車組み立て、熱成形製造企業である」などの説明が記載されていたという。

記事によると、深園汽車の従業員だという王(ワン)さんはこの禁煙通知について「張り出されたものではなく、会社の管理層が社内ネットワーク上で出したもの。会社内に韓国人は少ないが、みんな管理職になっている。韓国人が出した通知かどうかは分からないが、韓国人管理職から出されたものか、中国人の管理職が韓国人におもねるために韓国人除外の内容を書き加えたかのどちらかだろう」と語った。

王さんはまた、通知が出た後に規定に反してクビになった従業員が確かにいたと明かした上で、「現在、通知内容が変更されて韓国人除外の内容は消えており、工場内に掲示されている」と述べた。一方で、「この件について会社は従業員に謝罪をしなければならない」とも語った。

記事によると、同社に電話で問い合わせを行っているものの、24日午前時点で誰も電話に出ないという。(翻訳・編集/川尻)