コロナ禍の運動会 児童はリモート応援 広島

この週末、広島市内の小学校などでは運動会が行われました。新型コロナの影響で学校側も密対策を行いながらの開催となりました。

(斉藤俊幸記者リポート)

「教室で児童が見つめる画面には今まさに外で行われている、ほかの学年の競技が映し出されています」

先週土曜日、広島市南区の段原小学校で行われた運動会。密を避けるため去年から各学年ごとの”入れ替え制”で行っています。

今年はタブレット端末を使ってライブ配信を行い、ほかの学年の競技を教室からリモート応援できるようになりました。

以前のように直接声援を送ることはできませんが児童らは感想を書いてほかの児童に伝える予定です。

(児童)

「みんなで拍手とかをしていたからコロナ禍でもたくさん遊んだりして仲良くなったと思う」

「動きが止まったりせずにちゃんとみんなの頑張りが見れるから(本当は)グラウンドに集まりたい」

6年生の競技が始まる前、保護者や先生からはこんな応援が…

(保護者)

「コロナに負けるな!未来にはばたけ!がんばれ6年生」

小学校生活最後の運動会を迎えた6年生へのサプライズ。

(三上校長)

「コロナのために行事を中止にすることは簡単だが行事を通して学べることは大きい、去年と比べて、お互いの演技・競技を見ることができたのである程度の満足感はあったと思う」

広島市教育委員会によりますと、今年は新型コロナウイルスの第4波の影響でほとんどの小学校が秋に運動会を行うということです。

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