特別な技も材料もいらない…本格“ガパオライス”レシピ…人気タイ料理専門店に聞いてみた

トムヤムクンやグリーンカレー、生春巻きなど、魅力的なメニューが多いタイ料理。せっかくなら、自分でも作ってみませんか?

そこで今回は、札幌の老舗タイ料理屋「マニータイ」のオーナーシェフであるサージェン・オラワンさんから本格ガパオライスのレシピを教わりました!

日本では手に入りにくい“ガパオ”の代用品なども紹介しているので、タイ料理やエスニック料理が好きな人は要チェックですよ~。

スーパーの食材で作れる本格「ガパオライス」

「何か特別な材料が必要なのでは?」と感じるかもしれませんが、スーパーで簡単に手に入る下記の材料で本格ガパオライスが作れてしまうんです。

<材料・1人分>
・ピーマン 適量
・パプリカ(黄・赤) 適量
・ニンニク 1片
・唐辛子 お好みの量
・卵 1個
・合いびき肉 80g
・昆布だしの醤油 小さじ2分の1
・オイスターソース 小さじ2分の1
・鶏がらスープの素 1つまみ
・砂糖 少々
・バジル 3枚
・ナンプラー 小さじ1
・水 大さじ2
・油 大さじ1

具材の大きさや辛さはお好みでOK

まずは、ピーマンとパプリカ、ニンニクを切っていきます。ピーマンとパプリカは、自分の好きな量と大きさでOK。ニンニクは、みじんぎりにしてください。

唐辛子もみじんぎりしますが、辛いのが苦手な人は入れなくても大丈夫ですよ。

次に、フライパンに油をひいて目玉焼きを作ります。このとき、卵の上からも油を少しかけることできれいに焼けるそう。

目玉焼きを作り終えたら別のお皿へ移し、空いたフライパンへ先ほど刻んだニンニクと唐辛子を加えます。ある程度炒めた後は、さらに合いびき肉も追加してください。

また、合いびき肉を炒めている途中で水を足しますが、その際に煙が大きく上がることがあるので、換気できるよう準備しておくと安心ですよ~。

次に、合いびき肉の味付けとして昆布だしの醤油を加えます。本場のタイでは現地の黒しょうゆを使いますが、日本ではなかなか手に入らないため、色味が似ている昆布だしの醤油を使うんだとか。

そしてオイスターソース、鶏がらスープの素、砂糖を加えてから、最初に刻んだピーマンとパプリカもフライパンに投入します。

“ガパオ”が手に入らないなら“バジル”で代用!

通常であれば最後にガパオを一緒に炒めますが、日本でガパオを手に入れるのはなかなか難しいもの。そのためここでは、代用品としてバジルを使います。

バジルがガパオの代わりになるの?と疑問に思うかもしれませんが、この2つは香りが似ていて、代用品としてはぴったりなんですよ。

バジルを刻んだら、合いびき肉に混ぜて炒めてください。

そして最後は、火を止めてからナンプラーを入れて完成!

まず見た目は、自宅で作ったとは思えないような完成度の高さ。肝心の味は、唐辛子のスパイシーさがやみつきになるお店と遜色ないほどの仕上がりでした。

また、今回は合いびき肉を使いましたが、イカやエビなどのシーフードを具材として使うのもいいんだとか。

辛さや具材を自分好みに変えられるので、アレンジが無限にあって面白いですね!

今回レシピを教えてくれたサージェン・オラワンさんが運営する「マニータイ」は、札幌でまだタイ料理が普及していない頃からある老舗店。女性のお客さんが8割を占める、家庭的な味わいが人気のお店です。

ガパオライス以外の本格タイ料理を味わいたい人は、一度マニータイへ足を運んでみるのもおすすめですよ~。

マニータイ
住所:札幌市中央区南3条西5丁目14 三条美松ビル B1階
営業時間
ランチ:午前11時~午後2時30分(L.O.午後2時)
ディナー:午後5時~午後10時30分(L.O.午後10時)
定休日:不定休
電話番号:011-232-5665
Webサイト:https://www.maneethai.online/

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