31日投開票の衆院選を巡り、小田原市の期日前投票数が24日までの5日間で計約3千人で、前回衆院選(2017年)と比べ4割減と低調な出足になっていることが25日、分かった。
解散から投開票まで戦後最短となる選挙戦の影響で投票所入場整理券の発送が遅れたのが原因とみられ、市選挙管理委員会は「整理券がなくても投票できます」と呼び掛けている。
市選管によると、今回の期日前投票数は5日間で3326人で、前回(5633人)の6割以下。市選管は有権者約16万人に入場整理券を発送したのは公示2日後の21日だった。
郵便法改正で10月から土曜日配達が休止されたこともあり、24日時点で整理券が届かない世帯もあるという。