2021 スーパーGT第7戦ツインリンクもてぎ『MOTEGI GT 300km RACE』参加条件

 スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは10月22日付けで、11月6〜7日に栃木県のツインリンクもてぎで開催される第7戦『MOTEGI GT 300km RACE』の参加条件を発表した。今回発表された参加条件は下記のとおりだ。GT3車両ではフェラーリ488 GT3、アウディR8 LMS、BMW M6 GT3の3車種のBoP重量が変更、最大過給圧ではフェラーリ、BMW、ニッサンGT-RニスモGT3が変更されている。

※太字:2021年第6戦からの変更箇所

I.GT500クラス

参加車両については、燃料補給装置給油ホースリストリクター(内径 25.0mm)が引き続き適用される。取付位置等については、末項を参照のこと。

II.GT300クラス

GT300

競技車両 最低重量 エアリストリクター径 BoP 重量 備考

トヨタ・プリウス #30 1200kg 29.67mm×2 +50kg HYBRID 重量:無し(非搭載)

トヨタ・プリウス #31 1200kg 30.27mm×2 +50kg HYBRID 重量:+51.0kg

スバルBRZ 1150kg None +50kg 過給圧は別表参照

トヨタ・スープラ 1200 ㎏ 29.67mm×2 +50kg

*1 2021 年 JAF 国内競技車両規則第3章第10条10.3.2に従った燃料補給装置給油リストリクター(内径φ33.0mm)が適用される。
*2 ハイブリッド車両についてはGTAが別途指定するデータを提出しなければならない。
*3 最低地上高はスキッドブロック厚10mm(±2mm)、基準面とスキッドブロックの間にスペーサー15mmを装着とする。
*4 燃料補給装置給油ホースリストリクター(内径φ27.5mm)が適用される。取付位置等については、末項を参照のこと。

GT300マザーシャシー

競技車両 最低重量 エアリス径:1 個 エアリス径:2 個 BoP 重量 備考

トヨタ86MC 1100kg 40.00mm×1 28.29mm×2 +70kg

ロータス・エヴォーラMC 1100kg 40.00mm×1 28.29mm×2 +80kg BoP重量10kgはGTA指定位置に搭載

*1 2021年JAF国内競技車両規則第3章第10条10.3.2に従った燃料補給装置流量リストリクター(φ33.0mm)が適用される。
*2 最低地上高はスキッドブロック厚10mm(±2mm)、基準面とスキッドブロックの間にスペーサー15mmを装着とする。
*3 燃料補給装置流量リストリクター(内径31.2mm)が適用される。取付位置等については、末項を参照のこと。

FIA-GT3

競技車両 公認番号 最低重量 BoP 車両重量 エアリス径 最低地上高 給油リス 備考

ホンダNSX GT3エボ GT3-047 1260kg 50 1310 None F:66mm
R:66mm 35mm

フェラーリ488 GT3 2018 GT3-044 1260kg 20 1280 None F:73mm
R:98mm 31.5mm

アウディR8 LMS 2019 GT3-038 1235kg 60 1295 2x 40mm F:65.5mm
R:128mm 31mm *4

BMW M6 GT3 GT3-043 1290kg 15 1305 None F:93mm
R:93mm 36mm

ランボルギーニ・ウラカンGT3 2019 GT3-040 1230kg 85 1315 2x 39mm F:70mm
R:128mm 30mm *4

レクサス RC F GT3 GT3-046 1300kg 10 1310 2x 40mm F:90mm
R:280mm 33mm

メルセデスAMG GT GT3 GT3-042 1285kg 45 1330 2x 34.5mm F:81mm
R:87mm 33mm Lambda Min 0.91

ニッサンGT-RニスモGT3 GT3-048 1285kg 40 1325 None F:124mm
R:165mm 34mm

ポルシェ991 GT3 R GT3-050 1235kg 40 1275 2x 41.5mm F:70mm
R:124mm 30mm *5

*1 FIA-GT3はFIAが指定するディメンションに従った形状を有するエアリストリクターを装着しなければならない。
*2 給油リストリクターの形状は、最少内径を除いて、2021年JAF国内競技車両規則第3章第10条10.3.2第3-2図「流量リストリクター」の形状を維持しなければならない。
*3 搭載する追加ウエイトは、2021年国際モータースポーツ競技規則付則J項257A条第4.3項に従って搭載しなければならない。
*4 クロンテック88K SLを使用する場合の数値を上表は示す。その他のクロンテック製リグを使用する場合、28mmとする。
*5 クロンテック89を使用する場合の数値を上表は示す。その他のクロンテック製リグを使用する場合、28mmとする。

最大過給圧

スバルBRZ フェラーリ
488 GT3 ホンダ
NSX GT3 ニッサンGT-R
ニスモGT3 BMW M6 GT3

[rpm]” 過給圧レシオ
@Lambda 過給圧レシオ
@Lambda 過給圧レシオ
@Lambda 過給圧レシオ
@Lambda 過給圧レシオ
@Lambda

4000

1.47 @0.90 1.87 @0.88 1.94 @0.88 1.78 @0.92

4250

1.49 @0.90

1.83 @0.92

4500

1.51 @0.90 1.93 @0.88 1.93 @0.88 1.86 @0.92

4750 4.11 @0.92 1.53 @0.90

1.92 @0.92

5000 4.04 @0.92 1.55 @0.90 1.95 @0.88 1.90 @0.88 1.94 @0.92

5250 3.85 @0.92 1.57 @0.90

1.96 @0.92

5500 3.64 @0.92 1.59 @0.90 1.97 @0.88 1.85 @0.88 1.98 @0.92

5750 3.45 @0.92 1.60 @0.90

1.96 @0.92

6000 3.23 @0.92 1.60 @0.90 1.99 @0.88 1.81 @0.88 1.94 @0.92

6250 3.06 @0.92 1.59 @0.90

1.92 @0.92

6500 2.93 @0.92 1.58 @0.90 2.00 @0.88 1.77 @0.88 1.78 @0.92

6750 2.85 @0.92 1.57 @0.90

1.66 @0.92

6900

1.75 @0.88

/ 7000

2.70 @0.92 1.55 @0.90 1.98 @0.88 1.51 @0.88 1.62 @0.92

/ 7250

2.53 @0.92 1.49 @0.90

/ 7500

2.39 @0.92 1.47 @0.90 1.94 @0.88

8000

1.30 @0.90 1.50 @0.88

8100

上記過給圧は過給圧レシオであり、GTAが公示する基準大気圧に上記レシオをかけて最大過給圧が決定される。チームは各イベントにおいてGTAが発表する現地大気圧に合わせて過給圧を調整しなければならない。
GTAロガーにおいて、アクセル開度>30%、エンジン回転数>3000rpm、進行方向加速度が増加もしくは保持の間の条件において、50ms以上、規定過給上限値より+15mbarを記録した場合、審査委員会に報告される。
規定過給圧に対し、線形補間を適用する。

※ III.燃料補給装置 流量リストリクターの取付以下省略

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