「鬼滅の刃」450点以上の”鬼ボリューム”でクライマックスまで楽しむ 初の原画展で異空間体感

漫画家・吾峠呼世晴氏が原作を手がける人気漫画『鬼滅の刃』初の原画展「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展」が26日から東京・森アーツセンターギャラリーで開催される。会場では、450点以上もの直筆原画や鬼たちの根城である「無限城」の異空間を体感できるコーナーが用意されている。

「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展」©吾峠呼世晴/集英社
「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展」©吾峠呼世晴/集英社
「特別章ー陰(かげ)ー無限城顕現」©吾峠呼世晴/集英社

原画展では、昨年完結した物語の序盤から終盤まで、単行本23巻分の魅力が詰められた。メディア向けに実施された内覧会(25日)では大判のグラフィックを用いて表現された数々の戦闘名場面に、足を止める報道陣の姿も見受けられた。

「伍ノ章 刻(とき)~千年の夜明け~」最終決戦を大迫力のグラフィックで表現©吾峠呼世晴/集英社

会場は計10個のゾーンに分けられた。「序章:煌(きらめき)~不滅への旅立ち~」では23冊のコミックスに囲まれた光り輝く空間で、主人公竈門炭治郎と妹・禰豆子の等身大フィギュアが来場者を出迎える。

炭治郎と禰豆子の等身大フィギュア©吾峠呼世晴/集英社
「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展」会場では炭治郎と禰豆子の等身大フィギュアがお出迎え©吾峠呼世晴/集英社

他にも「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」で活躍する煉獄杏寿郎を含む9人の剣士「柱」や、代表的な敵キャラクター・鬼舞辻無惨に選ばれた”上弦の鬼”に焦点を当てたエリアが設置されておりさまざまな視点から同作の魅力を確認できる。

煉獄杏寿郎を含む9人の剣士「柱」に焦点を当てたエリアも©吾峠呼世晴/集英社
「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展」©吾峠呼世晴/集英社
「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」にも登場した上弦の鬼・猗窩座(あかざ)©吾峠呼世晴/集英社

また、東京会場に隣接するカフェ「THE SUN&THE MOON(Cafe)」で同展覧会とコラボレーションした「『鬼滅の刃』展 鬼殺隊休憩所」も同日オープンされる。炭治郎が禰豆子を持ち運ぶ箱を再現した「禰豆子の箱のフレンチトースト」など、キャラクターをイメージした全9品のオリジナルメニューが提供される。

「禰豆子の箱のフレンチトースト」©吾峠呼世晴/集英社
「『鬼滅の刃』展鬼殺隊休憩所」ではオリジナルメニュー全9品が提供される©吾峠呼世晴/集英社

東京会場での展示会は12月12日まで行われる。来年7月14日から9月4日にかけて、大阪・グランフロント大阪でも開催予定だ。

胡蝶しのぶら「柱」勢揃い。全32枚の画像はコチラ。

(よろず~ニュース編集部)

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