華人置業、佳兆業の社債売却で3710万ドルの損失計上へ

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[香港 26日 ロイター] - 香港の不動産開発・投資会社、華人置業集団は25日遅く、中国の不動産開発会社、佳兆業集団が発行した社債の売却に伴い、今年度に2億8837万香港ドル(3710万ドル)の損失を計上するとの見通しを示した。

華人置業は、佳兆業が発行した社債総額5500万ドル相当を経過利子を含め1932万ドルで今月22日と25日に店頭取引で売却したという。

売却したのは、2024年償還シニア債(利率9.375%、元本2300万ドル)、シニア永久資本証券(利率10.875%、元本400万ドル)、25年償還シニア債(利率11.7%、元本2800万ドル)。

売却で調達した資金は運転資本と再投資に充てる。

華人置業は先週、佳兆業が発行した社債の売却で今年度に2億2589万香港ドル(2900万ドル)の損失を計上すると表明していた。

華人置業は以前、多額の負債を抱える中国の不動産開発会社、中国恒大集団の大株主だった。佳兆業にも多額の投資を行っていたことを明らかにしていた。

佳兆業は、中国の不動産部門の資金繰りに対する懸念を背景に、過去数カ月で株価が急落している。