ぜんじろう 維新の会・吉村副代表に痛烈パンチ「維新は自民の3軍ですよ」「本業はタレント」

ぜんじろう(左)と吉村洋文氏(東スポWeb)

スタンダップコメディアンのぜんじろう(53)が26日、大阪・吹田市内で衆院選(31日投開票)大阪7区に立憲民主党から立候補した乃木涼介氏(57)と街頭演説を開催。日本維新の会の吉村洋文副代表(46)を痛烈に皮肉った。

NHK連続テレビ小説「マッサン」に出演するなど、俳優として活躍した乃木氏は前回の総選挙に民進党公認で出馬予定だったが、公示直前に党が消滅。縁もゆかりもない神奈川15区に急きょ、くら替えし、自民党の河野太郎氏に敗れた。

今回は地元に腰をすえての選挙となるが、同選挙区には自民党の渡嘉敷奈緒美氏、日本維新の会の奥下剛光氏、共産党の川添健真氏、れいわ新選組の西川弘城氏が立候補し、激しい選挙戦が繰り広げられている。

そんな乃木氏の応援に駆けつけたのが、10年来の友人というぜんじろうだ。

乃木氏からマイクを受け取ったぜんじろうは「芸人が政治に肩入れをするのは違うと思うが、あまりにも与党がふがいない。もっと野党が強くなってツッコミを入れないと」と、乃木氏の応援に駆けつけた理由を説明。

与党に対し、「菅政権は経済を回すと言っていたが、本人のろれつが回ってなかった。岸田政権はろれつは回っているが、頭が回ってない。国民の目が回っている」とジャブを放つと、「岸田新政権は安倍政権の変異株。分配なくして成長なしと言っていたが、このまま続けば最後は成長もしなくて、分配もないというオチになる」と猛批判した。

勢いに乗ったぜんじろうは止まらない。返す刀で「自民がダメなら維新に行こうとしている方、いいですか。維新は自民の3軍ですよ」と、大阪で人気を誇る日本維新の会について言及。

同党の吉村副代表について「コロナ対策はバラエティー番組に出ること。それを吉本の芸人がヨイショする。どっちも頭おかしい状態。吉村知事の本業はタレントです。橋下徹さんからやしきたかじんさんを紹介してもらった。知事をやめたら吉本興業入りする。芸名ももう決まってるんですよ。『やしきイソジン』です。番組も決まっている。『そこまで〝ウソ〟言って委員会』です」とメッタ斬りした。

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