農地付きサテライトオフィスで叶える「半農半IT」の生活 | 今週の気になる地方移住ニュースまとめ

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この記事では、10月17日から10月23日の間に配信された内容を元に、トピックを振り返っていきます。

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農地付きサテライトオフィスで叶える「半農半IT」の生活

— 10月17日(日)、東京国際フォーラムで「第17回ふるさと回帰フェア2021」が開催されました。久しぶりのリアルでのイベント。盛況だったようですね。

そうですね。参加者も多く、また、若年層の姿も増えている印象で、あらためてコロナ禍での「移住」への関心の高さがうかがえました。せっかく幅広い世代に浸透し始めたのですから、これを一過性のブームとして終わらせない仕掛けを自治体と共に考えていけたらと思います。

— さて、今週はこちらの記事を見ていきましょう。

ニュース記事:デスクワークのストレスは、農作業で発散! 岡山・矢掛町に誕生する「半農半IT」サテライトオフィスの魅力とは

—岡山県にこの秋誕生する、「里山田サテライトオフィス」の体験レポートです。

こちらが提案するのは、田園風景に囲まれた立地を生かした「テレワーク×農業」というスタイル。おしゃれかつ居心地良いよう環境の整えられたワークスペースもさることながら、驚かされたのはオフィスの横に300平方メートルもの「畑」が併設されているということ。これは首都圏ではまず考えられない環境ですね。

— 「農業」と言っても、いわゆる家庭菜園の域を超え、耕運機と鍬を使った本格的な「農業」で驚いてしまいました。

ITワークも、農業も、本気で取り組める環境が整っています。農作業をしているときは、当たり前ですが、PCもスマホも触ることができません。これはすなわちデジタルデトックスの状態にあるということ。仕事一辺倒だった都会の暮らしと比べてみると、がっつりとONとOFFの切り替えができる。いや、せざるを得ない。この時間こそがとても有意義な時間かもしれません。どちらの作業も完全に頭を切り替え、オフィスワークとのバランスを上手に取りながら暮らす。そんな生活に憧れる方もきっと多いはず。これからどのような方がここに住み、どのような生活を築いていくのか、すごく楽しみですね。

— もうひとつ注目したいのが、矢掛町で活躍する地域おこし協力隊の方の存在です。

ANAグループ企業の事業の一環で「矢掛町地域おこし協力隊」に就任した、橋本さんですね。06年に新卒でANAにCAとして入社し、国内・国際線の両方に乗務したのち地域おこし協力隊に就任したとのこと。生き生きと語られる町案内がとても魅力的に映りますね。「地域起こし協力隊」として、”企業”が人材を派遣した今回のケースと、一般的な”個人”が各地方自治体に移住し支援する場合と、どのような違いがあるか、ということについてはまた別の機会に考えてみたいと思います。

— 今週は、他にも、日本各地から移住に関するセミナー&ウェビナーの情報が数多く投稿されています。

気になる地域がある人も、漠然と「いつかは移住してみたい」と思っている人も、ぜひいろいろな地域の発信をキャッチしてほしいと思います。ぜひFacebookグループの投稿をチェックしてください。

地方移住クリップでは地方移住の全体像と、細部に渡った参考になる情報を、引き続き皆様にお届けしていこうと考えています。
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