DeNAのルーキー・牧秀悟内野手(23)が26日、ヤクルト戦(横浜)でセ・リーグ新人最多二塁打記録を達成した。
まず初回二死二塁の第1打席で相手先発・高梨から右翼フェンス直撃となる先制の適時二塁打。さらに4点を追う4回先頭の第2打席でも左翼線へ二塁打を放った。
その後も打棒の勢いは止まらない。1―4で迎えた6回一死の第3打席も4番手・高橋から左翼フェンス直撃の二塁打。リプレー検証となったものの判定は覆らず、これで今季35本目の二塁打となった。
1958年の巨人・長嶋茂雄(巨人)のセ・リーグ新人最多記録の34本を塗り替え、64年ぶりとなる「ミスター越え」を成し遂げた。
ちなみに両リーグ新人最多二塁打記録は1948年に南海・笠原和夫が記録した40本となっている。
また、この日は3打席連続で二塁打をマーク。23日の中日戦の第3打席から5打席連続二塁打となり、2018年の高橋周平(中日)、2010年の糸井(当時・日本ハム)、1994年のイチロー(オリックス)らの4打席連続を抜いてNPB新記録となった。