まさかの「5年」延期…ワールドマスターズゲームズがコロナ禍で2026年開催に

野球が開催予定だったほっともっとフィールド神戸(東スポWeb)

もはや延期と言えるのか…。「ワールドマスターズゲームズ2021関西」の組織委員会は26日、新型コロナウイルス禍の状況などを踏まえて2026年に延期する方針を発表した。

4年ごとに開催されるワールドマスターズゲームズは、中高年者のスポーツ愛好家が誰でも参加できる世界大会。今大会は今年5月に日本で開催される予定だったが、コロナ禍で1年延期となっていた。だが、組織委は「海外から自由に参加できること」「参加者が安心して楽しめる環境が整っていること」という条件と照らし合わせ、専門家の分析や開催自治体、協賛企業などと議論を重ねた上で2022年5月の開催を断念。協議の末に2025年(台湾/台北市・新北市)以降が適切と判断し、2026年5月に再延期する方針を決めた。この決定は国際マスターズゲームズ協会(IMGA)に報告される。

組織委は「参加者(特に海外参加者)が安心して競技に参加し、自由に交流・ツーリズムを楽しむことができる環境が整うまで開催を再延期することが妥当であると判断し、その旨をIMGAに提案いたします」としている。

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