プリキュアシリーズの劇場版最新作「映画トロピカル~ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!」(公開中)の大ヒット記念舞台あいさつが26日、都内で行われ、声優のファイルーズあい、日高里菜らが登場した。
同映画は、キュアサマー(夏海まなつ)を演じるファイールズあいとキュアラメール(ローラ)を演じる日高らが、2010年にテレビ朝日系で放送された「ハートキャッチプリキュア!(ハトプリ)」の先輩プリキュア4人に救われる物語。
この日に舞台あいさつには、ハトプリに出演した声優で歌手の水樹奈々、水沢史絵、桑島法子、久川綾の4名も11年ぶりに集結した。
司会者から週末動員数1位を獲得したという朗報が伝えられると、ファイルーズは「いろいろな現場で『プリキュアの映画を見に行ったよ』と、お声をいただいてうれしいです!」と喜んだ。
11年ぶりに「ハトプリ」の4人が舞台あいさつでそろったことについて、水樹は「こうして、皆さんの前で登壇できるのは奇跡だなと思いました」と感動をかみしめた。
同映画は、プリキュアシリーズ18作目の「トロプリ」と、シリーズ7作目の「ハトプリ」の2世代プリキュアの夢コラボで話題だ。
先輩声優4人との共演について、日高は「控室でも、本当にハトプリの皆さんが仲良しで…ファイちゃんと10年後に、こうなれたらいいねって話してました」とコメント。久川は「絶対なる! 大丈夫!」と太鼓判を押し、ファンも温かい拍手で賛同した。
最後のあいさつで、ファイルーズは「切ない気持ちにもなりますが、見終わった後には大切な誰かに会いたくなるような作品です」と話せば、水樹は「長い時を経て、こうしてコラボさせていただいて、幸せに満ちています。ハトプリの決めセリフで『くらえ、この愛!』というセリフがあるんですけど、今回、向き合うべき相手と、その気持ちで挑んでいます。いろいろな要素が詰まっている映画なので楽しんでいただけたらなと思います。最後の歌もすてきなので、じっくり聞いていただけたらなと思います」とメッセージを送った。