日本ハム「新庄監督」誕生で注目の “愛弟子” 森本稀哲氏 西武も入閣リストアップの仰天情報

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日本ハム時代には歓喜をともにした新庄氏(左)と森本氏(2006年=東スポWeb)

日本ハムの来季監督として新庄剛志氏(49)の就任が濃厚となっているが、その一方、新庄氏が日本ハムの選手時代(2004~06年)に弟のようにかわいがり、背番号1を禅譲した愛弟子・森本稀哲氏(40=評論家)の動向が注目されている。

両者の蜜月関係を考えれば新庄氏、そして新GM就任が内定した稲葉篤紀氏(49)からの入閣打診の可能性は「あるもの」と考えるのが妥当だろう。森本氏は25日に、自身がパーソナリティーを務める北海道のSTVラジオ「ひちょりのWA!!」で新庄氏の次期日本ハム監督就任の話題を振られると「新庄さんが監督ということが事実なら、僕のところにみなさんの目が向くのは当然」と切り出し、こう続けた。

「オファー? ないですよ。何を期待しているんですか? こういうのって僕はあまり当事者になったことないんですが、どうなったらウソになるんだろう。対応の仕方…。でも、ないです」

もちろん、仮に打診があったとしても、新庄氏の就任発表すら行われていない段階で口を滑らせてしまうことはご法度。交渉の経過も漏らすわけにはいかない。しかし、今回に限ってはそれ以外のところでも森本氏が自身初のコーチ就任に慎重とならざるを得ない状況がありそうだ。

というのも、森本氏については新庄監督の話が出る前の早い時期から、別の球団がその動向を調査していたからだ。

それは森本氏が15年間の選手人生の最後の2年間を過ごした西武からのもの。西武は今季、主力に相次いだ故障、5人の外国人が総倒れなどで下位に低迷したが、そんな沈んだ空気を変えられるモチベーター、ムードメーカーがベンチにいないことが、ここ数年の〝課題〟でもあった。そこでクローズアップされてきたのが、新庄イズムを継承した森本氏の存在だ。

テスト生として14年から西武に加入した森本氏の在籍期間はわずか2年だったにもかかわらず、持ち前の明るさと若手や控え選手にまで気を配り、周囲の人間を前向きにさせる能力は秀逸。中村、栗山をはじめ西武ナインとの絆は今も深い。

15年9月27日に行われた引退試合(楽天戦)では、3―1で迎えた8回表の守備から守備固めとして「7番・右翼」に入った森本氏に「最後の打席を回せ!」と1番から始まったその裏、西武打線は驚異的なつながりを見せ2点を加点した上、二死一、二塁で森本氏に打席を回すという「涙の最終打席」を演出した。

そんな森本氏に西武の渡辺GMが「戻って来てくれ」と熱烈オファーを出し、その後に新庄氏の日本ハムの次期監督就任話が浮上していたとしたら…。この展開に一番苦悩するのは森本氏のハズだ。