在任7年で5度日本一、ポストシーズン16連勝 鷹・工藤監督の“圧倒的強さ”を振り返る

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今季限りでの退任が発表されたソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】

ポストシーズンで敗れたのは2016年CSファイナルステージのみ

ソフトバンクは26日、工藤公康監督の今季限りでの退任を発表した。2015年に監督就任後、リーグ優勝3度、日本シリーズ制覇5度。短期決戦に無類の強さを誇った7年間の足跡を振り返る。

〇2015年:リーグ優勝=90勝49敗4分け(勝率.647)
2位日本ハムに12ゲーム差をつけてパ・リーグを制覇。トリプルスリー達成の柳田悠岐外野手がMVPに輝いた。クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージではロッテを3連勝で退け、ヤクルトとの日本シリーズも4勝1敗で圧倒。就任1年目で頂点に立った。

〇2016年:リーグ2位=83勝54敗6分け(勝率.606)
優勝した日本ハムに2.5ゲーム差の2位。6月下旬には最大11.5ゲーム差をつけていたが逆転された。ロッテとのCSファーストステージを2連勝で突破するも、ファイナルステージで日本ハムに2勝3敗で敗れた。

〇2017年:リーグ優勝=94勝49敗0分け(勝率.657)
2位西武に13.5ゲーム差をつけて優勝。54セーブを挙げたサファテ投手がMVPに輝いた。楽天とのCSファイナルステージは2連敗スタートも、第3戦から3連勝で突破。DeNAと激突した日本シリーズを4勝2敗で制した。

〇2018年:リーグ2位=82勝60敗1分け(勝率.577)
優勝した西武に6.5ゲーム差の2位に終わった。しかし、日本ハムとのCSファーストステージを2勝1敗で突破、ファイナルステージも西武を4勝1敗と圧倒して日本シリーズへ進んだ。日本シリーズは広島を4勝1敗1分けで破り、2年連続日本一に。甲斐拓也捕手がシリーズMVPを受賞した。

〇2019年:リーグ2位=76勝62敗5分け(勝率.551)
2年連続リーグ2位。2ゲーム差で西武に連覇を許した。CSファーストステージでは楽天を2勝1敗で破り、ファイナルステージでは西武に4連勝。巨人との日本シリーズも4連勝で3年連続日本一に。前年から日本シリーズは8連勝となった。

〇2020年:リーグ優勝=73勝42敗5分け(勝率.635)
3年ぶりのリーグ制覇。2位ロッテに14ゲーム差の圧勝だった。柳田が5年ぶり2度目のシーズンMVP。CSファイナルステージはロッテに2連勝、日本シリーズは2年連続で巨人を4連勝と負けなしで4年連続日本一になった。

〇2021年:リーグ4位=60勝62敗21分け(勝率.492)
工藤監督自身初、球団としては2008年以来13年ぶりの負け越し。2013年の4位以来8年ぶりのBクラスに終わった。球団は10月26日に工藤監督の退任を発表した。

工藤監督は在任7年間で978試合558勝378敗42分け(勝率.596)をマーク。CS通戦成績は24勝8敗で、敗れたのは日本ハムとの2016年ファイナルステージのみだった。日本シリーズは出場5度で20勝4敗1分け、全て日本一を手にした。日本シリーズは2018年第3戦から12連勝、ポストシーズン全体では2019年ファーストステージ第2戦から16連勝と無類の強さを誇った。(Full-Count編集部)