【MLB】大谷一問一答 不定期のコミッショナー特別表彰に戸惑いも「自分でいいのかな」

会見に臨むエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

日本勢では05年イチロー以来16年ぶり「毎年ある賞でもない。本当に光栄なこと」

エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、大リーグ機構から「コミッショナー特別表彰」を受けた。27日に米テキサス州ヒューストンで開幕するワールドシリーズ前に会見に臨み、MLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏から受賞トロフィーを受け取った。

同賞は歴史的な功績を残したチームや個人に贈られる。表彰が始まったのは1998年で、過去の受賞者や団体は計15。日本勢では2004年にシーズン最多記録を更新する262安打を放ったイチロー(当時マリナーズ)が2005年に受賞している。全体では2014年デレク・ジーター(ヤンキース)、ビン・スカリー氏(ドジャース専属実況アナウンサー)以来7年ぶりだ。

「本日はお集まりいただいてありがとうございます。このような特別な賞をいただけて、すごく光栄に思ってますし、今シーズン応援してくださったファンの皆さん、MLB機構の皆さん、エンゼルスの関係者の皆さん、全ての人に感謝しています。ありがとうございます」

――いろんな賞を受賞してきた。この賞を受賞すると聞いた時の率直な感想は。
「毎年ある賞でもないですし、本当に光栄なことだと思うので。自分でいいのかなという思いもありますけど、本当に嬉しく思います」

――シーズンの疲れは。
「少し休みましたけど、そんなに疲れもなかったですし。2週間ぐらい動いてなかったですけど、早く動きたいなという感じではいたので。それぐらい元気でした」

来季も二刀流躍動へ「今のところ自信は持っています」

――メジャーで初めて二刀流でシーズンを完走した。今年の経験をどう活かすか。
「どの感じで1シーズンを過ごしていくのか、やっと怪我なく過ごしたことで分かると思うので。そこが1番収穫かなと思います」

――来季以降も同じように試合に出る自信は。
「今のところ不安なところはないので。今のところ自信を持っていますし、1番は出続けることで上がってくるものがあると思うので。『どのくらいの成績を残せるか』というのは『どれくらい出られるか』であると思うので。今のところ自信は持っています」

――子どもたちで二刀流をやりたい子が増えた。
「今年リトルリーグのところでやらせてもらいましたけど、本当にみんな野球好きそうでしたし、その気持ちさえあれば、何でも出来ると思うので。今も僕も忘れずに、これからも忘れずにやっていきたいと思います」(Full-Count編集部)

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