フジテレビ系では10月28日に「街グルメをマジ探索！かまいまち」（午後8：00）を放送。「一つの“まち（街）”に、徹底的に“かまい”まくる」との意味が込められた番組タイトルが示す通り、番組では、芸能人たちが一つの街を徹底的にリサーチし、厳選したその街一番の“最高の店”の“最高の一品”を紹介する。かまいたち（山内健司、濱家隆一）の進行の下、熱のこもったグルメ・プレゼンバトルが繰り広げられる。
今年6月に「水曜NEXT！」枠で放送され好評を博したことから、このたびゴールデンタイム進出を果たす同番組。最大の見どころは、その街に実際に通い詰めたからこそ生まれる、プレゼンターたちの熱気あふれるプレゼンだ。普通の街ブラ番組では、リサーチやロケハン（撮影に適した場所を探し、事前に下見すること）はスタッフが行うものだが、芸能人自ら全てを担当。紹介する店はいずれも、それぞれの並々ならぬ熱意と個性あふれる審美眼で選び抜かれたスペシャルな店ばかりなのだ。
“かまいまち”する街は、日本屈指のコリアンタウンとして今や若い女性からも注目を集める、東京都新宿区の新大久保と、アメ横を中心に飲食店が建ち並び下町文化がにぎわいを見せる、東京都台東区の上野。新大久保には杏が、上野には森泉が審査員として参加し、かまいたちと共にそれぞれの街を訪問。芸能人プレゼンターたちがオススメする“最高の店”を一軒一軒めぐり、“最高の一品”を堪能していく。
新大久保では、小倉優子、黒谷友香、ジャングルポケット、フォーリンデブはっしーの4組が、それぞれ徹底的に調べ上げた末に見つけた店をプレゼン。一方、上野のプレゼンターを務めるのは、馬場ももこ、3時のヒロイン、えなりかずきの3組だ。それぞれのロケの最後には、かまいたちと審査員の判定により、その日最も素晴らしかったプレゼンター＝MVPを決定。栄えあるMVPの座に輝き、賞金50万円を手にするのは誰か？
山内は「今回も笑いあり、涙ありの楽しいロケができました。惜しくもMVPになれなかったプレゼンターの方たちは、皆さん口をそろえて『絶対もう1回リベンジしたい！』っておっしゃっていて。ここまで本気で悔しがれる番組って、なかなかないと思うんですよ。なんだか賞レースみたいな雰囲気もあって、第2弾にしてさらに新しい形のバラエティー番組ができたんじゃないかと思います」と手応え十分の様子。
濱家も「プレゼンターの皆さんが本当に一生懸命、取材をしてきてくれて。それが何よりもありがたいですね。でも考えてみたら、番組で実際に紹介したお店以外にも、何十軒というお店の情報をつかんでいるわけですよね？ それはもったいないと思うんで、いつかまとめて1冊の本にして売り出したいと思います！（笑）」と、早くもレギュラー化を視野に入れている。
