バルサ移籍寸前だったヴィニシウス、宿敵バルサファンとのバトルシーン

8万人以上が詰めかけたカンプ・ノウで行われたバルセロナ対レアル・マドリーのエル・クラシコ。

ヴィニシウス・ジュニオールに得点はなかったが、主役級の存在感を見せつけた。ジョルディ・アルバとやり合ったり、バルサファンといがみ合う場面もあり、カルロ・アンチェロッティ監督から「ファンのことは忘れて、試合だけ(に集中しろ)」となだめる光景もあった。

そのヴィニシウスは87分に交代した際にはメディカルスタッフらに付き添われて、ピッチを一周するような形でベンチまで戻った。『Movistar』が撮影していたそのシーンがこちら。

ヴィニシウスに中指を突き立てまくるバルサファンたち…。一部では、66回も中指を突き立てられていたとされている。

一方、ヴィニシウスは表情や仕草で応戦。レアルがリードしていることを示すスコアボードを指差すこともしていた。

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アンチェロッティ監督からエデン・アザールを差し置いて起用されているヴィニシウス。バルサンファンからこれだけ敵意を向けられるということは、レアルのエースとして認識されていることの裏返しでもあるはず。

なお、彼は本人も認めているようにレアルとバルサが奪い合った選手であり、ジェラール・ピケはレアル移籍前に個人的に話したとも明かしている。

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