史上最強の呼び声高い〝パリ五輪世代〟から森保ジャパンへのサプライズ抜擢はあるのか。
日本代表の森保一監督(53)が27日にオンラインで取材に応じ、26日に視察したU―23アジアカップ予選カンボジア戦で新戦力候補として目に留まった選手がいたことを明かした。
「昨日のカンボジアとの試合を見た時に、ほとんどの選手が我々のリサーチの対象に入っている中で見させてもらっている」と有望株が揃うだけにこれまでも各選手の情報は把握していたと説明。そのうえで「より深く、追っていきたいなという選手がいた。ベテランの力は必要だが、若い選手たちがどんどん出てきて日本のサッカーの底上げをしてくれることが絶対的に必要だと思うので」と今後タイミングを見てA代表に大抜擢する可能性を示唆した。
26日の試合では、全国高校サッカーで1年時から活躍してきたMF松木玖生(青森山田高)が先制ゴール、〝名古屋のメッシ〟ことMF甲田英將(名古屋U―18)が鋭いドリブルから追加点を挙げ、守備陣では超大物と注目を集めるDFチェイス・アンリ(尚志高)がチーム最年少の17歳ながら驚異的な身体能力で攻守に存在感を発揮した。
今後の成長曲線次第では、ひょっとすると来年のカタールW杯に向けてサプライズ招集があるかもしれない。