大相撲とポケモンがコラボ ピカチュウらの懸賞旗や化粧まわしが登場

上段2枚はポケットモンスターの懸賞旗、下段左からピカチュウの懸賞旗、マクノシタの懸賞旗(日本相撲協会提供)

大相撲とポケモンがコラボすることになった。日本相撲協会は27日、11月の九州場所(福岡国際センター)と来年1月の初場所(東京・両国国技館)で「ピカチュウ」などポケモンにまつわる懸賞旗や化粧まわしなどが登場することなどを発表した。

角界初となる今回の取り組みはポケットモンスター初のゲームソフト「ポケットモンスター 赤・緑」が発売された1996年から25年目の節目を迎えたポケモンと、1500年以上という長い歴史に裏打ちされた文化と伝統を持つ相撲、双方の今後の発展を目的として実現した。

九州場所では千秋楽にゲーム・ポケモンの歴代パッケージを描いた懸賞旗が一挙に登場。年明けの初場所では「ピカチュウ」など、それぞれ異なるポケモンが描かれた総計200本以上の懸賞旗が連日会場に現れ、ポケモンのデザインをあしらった特別な行司装束や、ポケモンオリジナルデザインの化粧まわしの登場などが予定されている。

相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「子供たちはもとより、多くの世代に親しまれているポケモンと日本でたくさんの方々に親しまれてきた相撲がこの度さまざまな施策を一緒にできる機会ができ、とてもうれしく思います。相撲にはユニークな文化や歴史があり、複合的な魅力がございます。今回の取り組みをきっかけにより多くの人が相撲の魅力を知り、大相撲本場所を楽しんでもらえるようになれれば幸いです」とコメントした。

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